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福井久蔵 ふくい きゅうぞう

美術人名辞典の解説

福井久蔵

明治~昭和期の国語・国文学者。号白陽子・楽山・小松園。山口中学・東京府立中学・学習院駒大・早大などに教鞭をとった。『連歌研究』で文博。連歌の歴史的研究と共に国語法史・国語学史・歌学史にも豊富な資料を駆使して精緻な研究を残した。『大日本歌学史』『大日本歌書綜覧』等の著書がある。昭和26年(1951)歿、84才。

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デジタル大辞泉の解説

ふくい‐きゅうぞう〔フクゐキウザウ〕【福井久蔵】

[1867~1951]国文学者。兵庫の生まれ。学習院大教授。和歌・連歌の研究および国語学の史的研究に業績を残した。著「連歌の史的研究」「大日本歌書綜覧」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

福井久蔵 ふくい-きゅうぞう

1867-1951 明治-昭和時代の国語学者,国文学者。
慶応3年11月18日生まれ。山口中学,東京府立第一中学の教諭をへて学習院教授。のち駒沢大,東洋大,昭和女子大の教授。著作に「大日本歌学史」「大日本歌書綜覧」「枕詞の研究と釈義」「連歌の史的研究」。昭和26年10月23日死去。83歳。但馬(たじま)(兵庫県)出身。兵庫尋常師範卒。号は白陽子,楽山など。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふくいきゅうぞう【福井久蔵】

1867‐1951(慶応3‐昭和26)
国語・国文学者。兵庫県美方郡温泉町出身。神戸師範学校卒。学習院大,駒沢大,東洋大などの教授を歴任。和歌,連歌の史的研究や国語学史,歌学史に広範な業績を残した。その編に成る《国語学大系》は第2次大戦のため予定の全24巻のうち10巻で中絶したが,稀書の厳密な翻刻によって学界に大きく寄与した。主著,論文に《連歌の史的研究》《大日本歌学史》《日本文法史》など。【山田 武】

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大辞林 第三版の解説

ふくいきゅうぞう【福井久蔵】

1867~1951) 国文学者。兵庫県生まれ。学習院大学教授。和歌・連歌を中心に研究。著「連歌の史的研究」「大日本歌書綜覧」「犬筑波集研究と諸本」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

福井久蔵
ふくいきゅうぞう

[生]慶応3(1867).11.18. 兵庫
[没]1951.10.23. 東京
国語,国文学者。文学博士。兵庫県立師範学校卒業。学習院,駒澤大学,昭和女子大学各教授。国語学関係では国語学史,文法史,国文学関係では歌学,および和歌,連歌の史的研究に優れた業績を残した。主著『大日本歌学史』 (1926) ,『大日本歌書総覧』 (1926~28) ,『枕詞の研究と釈義』 (1927) ,『連歌の史的研究』 (1930~31) ,『国語学史』 (1942) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

福井久蔵
ふくいきゅうぞう
(1867―1951)

国語国文学者。但馬(たじま)国(兵庫県)生まれ。兵庫県立師範学校卒業。東京府立一中教諭を経て学習院教授、晩年駒沢(こまざわ)大学教授となる。日本文法、国語学史、和歌、連歌(れんが)、および江戸時代諸大名の学芸などの基礎研究に大きな業績を残した。『大日本歌書綜覧(そうらん)』三巻(1926~28)、『枕詞(まくらことば)の研究と釈義』(1927)、『連歌の史的研究』二巻(1930~31)、『諸大名の学術と研究』(1937)などの著作、『国語学大系』既刊10巻(1938~44)の編著がある。[藤平春男]

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