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竹本大隅太夫(3代) たけもと おおすみだゆう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

竹本大隅太夫(3代) たけもと-おおすみだゆう

1854-1913 明治-大正時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
安政元年生まれ。義太夫節。5代竹本春太夫の門弟で,初名は春子太夫。明治17年3代を襲名し,2代豊沢団平相三味線として彦六座に出演。19年「壺坂霊験記」初演で大当たりをとるなど,竹本摂津大掾(せっつのだいじょう)とともに明治義太夫界の双璧(そうへき)といわれた。大正2年7月31日死去。60歳。大坂出身。本名は井上重吉。

出典|講談社
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朝日日本歴史人物事典の解説

竹本大隅太夫(3代)

没年:大正2.7.31(1913)
生年:安政1(1854)
明治期の義太夫節の太夫。本名井上重吉。大坂の生まれ。18歳の明治4(1871)年,プロを志して5代目竹本春太夫に入門,竹本春子太夫となる。17年,博労町稲荷北門に開場中の彦六座で3代目を襲名,同時に文楽座から2代目豊沢団平を迎えて相三味線とし,厳しい修業を重ねた。20年,「三拾三所花野山」の「沢市内の段」(通称「壺坂」)で大当たりをとったのち,文楽座の2代目竹本越路太夫(のちの摂津大掾)と人気を二分した。23年彦六座3代目紋下(技芸の統率者)に就任する。芸一筋のひたむきな生活を送った割には報われず,台湾巡業中に病没した。十八番の「壺坂」ほかがレコードに残っている。<参考文献>「名家真相録」(『演芸画報』1909年9月号)

(倉田喜弘)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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