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糞線虫症 ふんせんちゅうしょう Strongyloidiosis

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家庭医学館の解説

ふんせんちゅうしょう【糞線虫症 Strongyloidiosis】

[どんな病気か]
 高温多湿地域に多くみられます。糞線虫の幼虫が皮膚から侵入して感染することが多いのですが、食物などと一緒に虫卵(ちゅうらん)を摂取して感染することもあります。
 下痢(げり)、粘血便(ねんけつべん)、腹痛などの消化器症状のほか、貧血(ひんけつ)やむくみ、全身の衰弱がひどくなることがあります。
[検査と診断]
 糞便(ふんべん)中の幼虫や虫卵を検出して診断しますが、重症の場合には、たんや尿から幼虫が見つかることがあります。
[治療]
 体内で増えますから、早めに治療する必要があります。アルベンダゾール、メベンダゾール、チアベンダゾールのいずれかを3日間内服し、2週間休み、さらに3日間内服します。
 最近はイベルメクチンを1回内服し、2週後にもう1回服用することが行なわれています。副作用の問題がありますので、専門医に相談しましょう。
 予防のためには、流行地では素足で田畑に入らないことです。

出典|小学館
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デジタル大辞泉の解説

ふんせんちゅう‐しょう〔‐シヤウ〕【×糞線虫症】

熱帯・亜熱帯地域に広く分布する糞線虫という寄生虫による感染症。土壌から経皮感染し、十二指腸空腸の粘膜に寄生する。放置すると自家感染を繰り返し、敗血症などの重篤な症状を起こすことがある。

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監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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