デジタル大辞泉
「縄暖簾」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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なわ‐のれんなは‥【縄暖簾】
- 〘 名詞 〙
- ① 多くの縄を結びたらしてつくったのれん。なわすだれ。なわのうれん。
- [初出の実例]「店は俄に静になった縄暖簾(ナハノレン)の外へ、〈略〉一組の九連環節(ほうかいぶし)が来た」(出典:恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉四)
- ② ( 多く①が店先にかかっているところから ) 居酒屋、飯屋(めしや)などをいう。
- [初出の実例]「恐恐(おづおづ)入る縄暖簾の鯨汁一杯は」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉七)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の縄暖簾の言及
【暖簾】より
…素材は木綿,麻が主で,色は白,紺,浅葱(あさぎ),茶などである。外暖簾の一種に縄暖簾がある。江戸時代の半ば過ぎころからのものらしく,源は下級武士相手の仕出屋からだというが,やがて飯屋や飲み屋を縄暖簾というようになった。…
※「縄暖簾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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