パーラー(英語表記)Parler, Heinrich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パーラー」の意味・わかりやすい解説

パーラー
Parler, Peter

[生]1330. シュベビッシュ,グミュント
[没]1399.7.13. プラハ
ドイツ建築家彫刻家。 H.パーラー息子。 1353年皇帝カルル4世に招かれ,プラハ大聖堂建築およびその祭壇造営を担当。また,プラハの他の聖堂彫刻,カルル橋の構築とその人像彫刻などの制作従事,後期ゴシック様式を発展させた。

パーラー
Parler, Heinrich

ドイツの建築家。 14世紀後半,ケルン,プラハ,レーゲンスブルクフライブルクなどで聖堂建築に従事,南ドイツ地方におけるハレンキルヘの最初期に属するシュベービッシュ・グミュント聖堂 (1351) を手がけるなど,後期ゴシック様式を発展させた。

パーラー
parlour

建築用語。古くは宮殿などの客殿を意味したが,のちに応接室談話室をさし,今日では売店あるいは軽飲食店などもいう。

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