デジタル大辞泉
「繋がる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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つなが・る【繋】
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
- ① 長く続く。つらなり続く。継続する。前後がうまく続く。
- [初出の実例]「たとへば雲の一村、係(ツナ)がる所なく、浮てゐるやうで有った」(出典:古道大意(1813)上)
- ② しばられる。とらえられる。
- [初出の実例]「かのオルヒスのなすところ 陰府の繋がる魂を解き」(出典:天地有情(1899)〈土井晩翠〉万有と詩人)
- ③ 情愛などにひかれる。ほだされる。
- ④ かかわる。関係がある。深いかかわりあいをもつ。情交関係をもつ。
- [初出の実例]「そちと斯う長う深逢(ツナガッテ)いるので、此方の心底はしれて有じゃないか」(出典:洒落本・南遊記(1800)一)
- ⑤ 系列につらなる。身内となる。親族となる。
- [初出の実例]「良人も旧は他人なりといへ妾に続(ツナガ)れば母様の生の子も同然」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉五五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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