美唄[市](読み)びばい

百科事典マイペディア「美唄[市]」の解説

美唄[市]【びばい】

北海道中部の市。1950年市制。石狩川中流部左岸から空知山地の間を占め,函館本線,道央自動車道が通じる。屯田兵により開かれた地で,石狩平野部で米を多産する。中心市街は周辺の農村を後背地とし,商業,サービス業が発達東部の山地は炭鉱地帯であったが,1973年までに相次ぎ閉山した。その後企業誘致を積極的に進めて工業団地が形成され,食料品,繊維プラスチック,電気機器などの工場が立地している。2002年11月宮島沼がラムサール条約登録湿地となる。277.69km2。2万6034人(2010)。

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世界大百科事典 第2版「美唄[市]」の解説

びばい【美唄[市]】

北海道中央部の市。1950年市制。人口3万3434(1995)。西部は石狩川東岸の石狩平野,東部は空知丘陵からなる。1891年から4年間にわたって400戸の屯田兵が入植して開拓を築いた。第2次大戦後には泥炭地改良も進められ,平野部には広大な水田地帯が開ける。現在も中心産業は農業で,米を主に小麦,アスパラガスなどを産する。東部の山地では,大正初期に三菱美唄炭鉱が開かれ,のち三井鉱山も進出し,石炭の町として急速に発展した。

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