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脳梅毒 のうばいどくcerebral syphilis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

脳梅毒
のうばいどく
cerebral syphilis

梅毒の第2期および第3期に現れる梅毒性の脳膜炎。第2期の場合は発熱,意識混濁,せん妄など急性の脳炎症状が強く出現し,第3期になると,ほかに痴呆などの精神症状が強く現れ,正常な思考ができなくなる。血液,脳脊髄液のワッセルマン反応陽性,脳脊髄液の細胞増加などがみられる。完治は期待できない場合が多い。

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百科事典マイペディアの解説

脳梅毒【のうばいどく】

神経梅毒の一種。脳が梅毒に冒されて起こる疾患で,梅毒の第4期に脳底髄膜炎・脳動脈炎などの形をとって,頭痛,めまい,嘔吐(おうと),痙攣(けいれん),精神障害などを呈する。
→関連項目進行麻痺精神病ワグナー・フォン・ヤウレッグ

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世界大百科事典 第2版の解説

のうばいどく【脳梅毒 cerebral syphilis】

梅毒の第2期または第3期にみられるもので,主として脳底部のゴム腫による髄膜炎,梅毒性動脈炎による卒中発作,脊髄癆(ろう)や進行麻痺などの神経梅毒などが含まれる。梅毒【編集部】

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大辞林 第三版の解説

のうばいどく【脳梅毒】

梅毒第三期に、主として神経系がおかされた状態。進行麻痺まひも俗にこの名で呼ばれる。神経梅毒。脳梅。

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世界大百科事典内の脳梅毒の言及

【梅毒】より

…よく侵されるのは中枢神経系と循環器系である。中枢神経系では脳脊髄液に病的変化が認められるのみで他の症状のない無症候性神経梅毒のほか,激しい精神障害を示す進行麻痺(いわゆる脳梅毒)や,知覚障害と歩行障害を主症状とする脊髄癆(ろう)が発症しやすい。循環器系では大動脈弁閉鎖不全,胸部大動脈炎,胸部大動脈瘤が起こる。…

※「脳梅毒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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