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自動変速装置 じどうへんそくそうちautomatic transmission

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自動変速装置
じどうへんそくそうち
automatic transmission

自動車などにおいて走行速度と負荷に応じてトルクを自動的に変換する装置。クラッチと変速レバーの操作をしなくてもすむので,運転が容易になる。次のような方式がある。 (1) トルクコンバータを基本とするもので,トルクコンバータだけでは速比範囲などが十分にとれないような場合,補助として遊星歯車装置を組込む。その変速切替えを油圧によって自動的に行われるようにした方式。 (2) 油圧-機械式といわれるもので,油圧・ポンプ/モータと遊星歯車装置を用いて変速する。この装置では,伝達動力を分割し油圧伝動装置と遊星歯車装置を通し,各装置の特徴を補い合いながら駆動できる。速比,トルクの変換は油圧ポンプ/モータの容積を可変とすることによって達成している。

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百科事典マイペディアの解説

自動変速装置【じどうへんそくそうち】

オートマチックトランスミッション,ATとも。クラッチや変速レバーの操作を必要とせず,自動的に速度や駆動力を変換する自動車変速装置。ふつう流体継手またはトルクコンバーターを用い,遊星歯車機構と組み合わせて,油圧制御装置により,自動的・連続的に速度変換を行う。電子制御のものや,摩擦伝動を用いた無段変速装置も開発された。乗用車では一般の歯車式変速機に代わって広く採用される(AT車)傾向にある。

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世界大百科事典 第2版の解説

じどうへんそくそうち【自動変速装置 automatic transmission】

自動変速機,オートマチックトランスミッションともいう。自動車の走行時での運転操作において,クラッチ操作とギヤシフトとを自動的に行う機構を備えた変速装置。自動変速装置を装着した場合,加速ペダルとブレーキペダルを操作するだけで自動車を加速,あるいは減速することができ,運転が簡単で容易となる。このように通常の走行では手によって操作する必要はないが,前進,中立,後進などの運転者の意志による条件設定には,シフトレバーによりその区分を選定することになる。

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