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自然白金 シゼンハッキン

百科事典マイペディアの解説

自然白金【しぜんはっきん】

天然に産出する白金の鉱石鉱物。他の白金族元素(イリジウム,オスミウム,ロジウム,パラジウム,ルテニウム)との合金で,そのほか金,銅,鉄などを少量含む。等軸晶系,比重21.47,硬度4〜4.5,白灰色,金属光沢を示す。
→関連項目元素鉱物

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

自然白金
しぜんはっきん
platinum

金属元素鉱物の一つ。純粋な白金でなく、すべて少量の他の金属、とくに他の白金属元素、鉄属元素を含む。超塩基性岩、塩基性深成岩中、あるいはこれらから導かれた漂砂鉱床中に産する。鉄に富むものは磁性をもつ。多くは塊状あるいは粒状で産する。自形は立方体。日本においては北海道に何か所か砂白金の産地がある。[加藤 昭]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の自然白金の言及

【元素鉱物】より

…30種以上の元素鉱物が知られている。元素鉱物には,自然金Au,自然銀Ag,自然銅Cu,自然鉄Fe,自然ニッケル鉄(Ni,Fe),自然白金Pt,自然ルテニウムRu,イリドスミン(Os,Ir),オスミリジウム(Ir,Os)などの金属元素鉱物,自然ヒ(砒)(別名,自然ヒ素)As,自然アンチモンSb,アレモン鉱AsSb,自然ソウ鉛Bi,自然テルルTeなどの半金属元素鉱物,および自然硫黄S,グラファイトC,ダイヤモンドCの非金属元素鉱物の3亜類がある。自然金は,各種金銀鉱床(熱水鉱脈鉱床,接触交代鉱床)中におもに石英に伴われて産する。…

【白金】より

…白金は太陽および多くの隕鉄中に存在が認められている。地球上では,ふつう遊離の状態(自然白金という)あるいは他の白金族金属との合金として産する。南アフリカ,旧ソ連,アメリカ,カナダがおもな産出国である。…

※「自然白金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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