デジタル大辞泉 「舵を取る」の意味・読み・例文・類語 舵かじを取と・る 1 舵を操作して船を定めた方向に進める。2 物事が方向を誤らないように導き、進行させる。「会の運営の―・る」[類語](1)操舵・面舵・取り舵・運転・操作・操縦・運航・運行・走行・通行・交通・操る/(2)指揮・采配・監督・差配・仕切る・取り仕切る・音頭を取る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「舵を取る」の意味・読み・例文・類語 かじ【舵】 を 取(と)る ① 舟を進めるために、櫓(ろ)や櫂(かい)を手に持って扱う。[初出の実例]「白浪の寄する磯廻(いそみ)を漕ぐ船の可治登流(カヂトル)間なく思ほえし君」(出典:万葉集(8C後)一七・三九六一)② 船のかじを操って、正しい方向に進める。船を一定の方向に進める。〔日葡辞書(1603‐04)〕③ (かじを操って、船を正しい方向に進めるように)一定の方向に、物事をうまく運んでいく。多くの人を導いて、方向を誤らせないようにする。[初出の実例]「其跡を後家揖(カヂ)を取(トッ)て世帯を能(よく)持かためける」(出典:浮世草子・本朝二十不孝(1686)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例