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色代 シキダイ

デジタル大辞泉の解説

しき‐だい【色代】

《「しきたい」とも》
あいさつすること。会釈(えしゃく)。
「多くの兵(つはもの)共の中を―に及ばず踏み越えて」〈義経記・四〉
おせじを言うこと。追従(ついしょう)。
「―かひがひしく、この節違はぬを賞で感ず」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉
色代納」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

しきだい【色代】

代納の意で,租税・年貢などをあらかじめ決められた品目以外の品で納入することをいう。色代のことはすでに1081年(永保1)の若狭守藤原通宗解にみえ,その中で通宗は調絹1疋を代米1石あるいは1石5斗で納入したいと述べている。色代納はこののち室町時代に至るまで行われるが,米穀の代りとして雑穀や絹布またはその他の品を出す場合が多かった。色代納は,納入すべき品目が不足したため行われる場合もあったが,徴収する側あるいは納入する側が本来の品目と代納物との交換比率の高低を利用し利益を得ようとして行われる場合もあった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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