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茅ヶ岳 かやがだけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

茅ヶ岳
かやがだけ

山梨県北西部,甲府盆地の北方にある火山。標高 1704m。安山岩質の岩石とその砕屑物から成る。西側から南側にかけては浅尾原などの広大な裾野を展開する。

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世界大百科事典 第2版の解説

かやがたけ【茅ヶ岳】

山梨県北部,甲府市の北北西に位置する火山。標高1704m。秩父山地を作る中生代白亜紀の地層や花コウ岩を貫いて形成された第四紀前期の黒富士火山の西斜面にある寄生火山で,主として輝石安山岩の溶岩,火砕流堆積物より成る。小型ながらすっきりした山容をもち,標高1000m付近以下では緩傾斜となり,火山山麓扇状地火砕流台地をなす。この緩斜面上には,釜無川や御勅使(みだい)川のはんらんを避けるため,古来,主要な交通路がおかれた。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔山梨県〕茅ヶ岳(かやがたけ)


山梨県北西部にある成層火山。標高1704m。西麓(せいろく)はやせ地のため開発が遅れ、江戸時代中期の朝穂堰(ちょうほぜき)完成により開田。現在は野菜・ブドウ栽培や酪農が行われる。長く裾野(すその)が延びた山容から「にせ八ヶ(やつが)岳」ともよばれる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

茅ヶ岳
かやがたけ

山梨県北西部にある山。甲斐(かい)市と、北杜(ほくと)市の境にある。標高1704メートル。南西方に火山砕屑物(さいせつぶつ)からなる広大な緩斜面をもち、農耕地あるいはゴルフ場などの利用が進んでいる。頂上からの八ヶ岳(やつがたけ)、北アルプス、南アルプスの展望がすばらしいことで知られる。また、『日本百名山』の著者深田久弥(ふかたきゅうや)終焉(しゅうえん)の地(登山中に死去)でもある。登山路はJR中央本線韮崎(にらさき)駅からバスを利用、深田記念公園経由が一般的。ほかに甲斐市方面から観音峠経由でも登れる。[吉村 稔]

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