コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

貞山堀 ていざんぼり

3件 の用語解説(貞山堀の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

貞山堀
ていざんぼり

別称貞山運河。宮城県東部,阿武隈川河口の荒浜から,海岸沿いに松島湾岸の塩竈まで開削されている運河。延長 36km,幅約 18m。海岸に並行する浜堤列内側の湿地を連ねて掘削したもので,北上川鳴瀬川間の北上運河,鳴瀬川-松島湾の東名運河 (野蒜運河) と連続して北上川と阿武隈川を結ぶ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

貞山堀【ていざんぼり】

宮城県中部,阿武隈川河口の荒浜から仙台湾岸を北上し,塩竈で松島湾に通じる運河。長さ36km,幅約25m。浜堤(ひんてい)列背後の旧潟湖の低地を掘って運河としたもので,1661年伊達政宗(貞山)によって計画され,米の輸送に利用された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

貞山堀
ていざんぼり

宮城県中部、松島湾の支湾塩釜(しおがま)湾から名取(なとり)川河口を経て阿武隈(あぶくま)川河口に至る運河。貞山運河ともいう。浜堤背後の湿地に沿って掘削され、東名(とうな)運河、北上(きたかみ)運河を経て北上川に通じる。開削の時期により北部、中部、南部に分けられる。北部は17世紀後半に開削された牛生(ぎゅう)(塩竈市)―七北田(ななきた)川河口の蒲生(がもう)(仙台市)間の約8キロメートル、中部は明治中期に開削された蒲生―名取川河口間の約10キロメートル、南部は北部より古く名取川河口―阿武隈川河口の荒浜間の約15キロメートルである。運河名は仙台藩祖伊達政宗(だてまさむね)の諡(おくりな)貞山にちなむという。物資の輸送に利用されたが、舟運の衰退により現在ではほとんど利用されていない。[後藤雄二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の貞山堀の言及

【運河】より

…利根川,江戸川,淀川,大和川,北上川などで流路が付け替えられ,水運が開かれた。伊達政宗の貞山堀や遠賀川と洞海湾を結ぶ筑前の堀川も近世初期に着工された運河で,後者では明治期になると筑豊炭の輸送路として役立った。明治期に田辺朔郎が近代的土木技術によって開削した琵琶湖疏水(1890)は,大津~鴨川間の本線と,蹴上から北西へ延びる支線から成り,灌漑,水力利用,運輸を目的とした運河である。…

【仙台平野】より

…また阿武隈川以南の浜堤ではブドウ,リンゴなどの果樹も栽培される。湾岸に並行して北上する長さ36km,幅約25mの貞山(ていざん)堀(1889完成)は浜堤背後の湿地を掘削したものである。名取川の扇状地末端では湧水を利用したセリ,ハス,クワイなどの栽培が行われる。…

※「貞山堀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

貞山堀の関連キーワード阿武隈川野蒜運河角田[市]保原[町]梁川[町]貞山運河宮城県岩沼市阿武隈宮城県石巻市貞山宮城県伊具郡丸森町阿武隈ライン

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

貞山堀の関連情報