荷為替(読み)にがわせ

精選版 日本国語大辞典「荷為替」の解説

に‐がわせ ‥がはせ【荷為替】

〘名〙 隔地売買の売主荷為替手形を振出し、銀行にその取立や割引を依頼して代金を回収する方法。
※郵便報知新聞‐明治一四年(1881)一一月一四日「荷為替(ニガハセ)金の実況を調査し」

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世界大百科事典 第2版「荷為替」の解説

にがわせ【荷為替】

隔地者間の送付売買において,売主が運送証券(貨物引換証船荷証券)を担保として銀行から金融を受けたり,または銀行に代金の取立てを委任したりして,売買代金の弁済を受ける取引をいう。この取引に際しては,通常,その決済の手段として為替手形が利用されるので荷為替といわれている。荷為替には,割引荷為替と取立荷為替とがある。
[荷為替取引のしくみ]
 荷為替取引のうちの割引荷為替のしくみは,次のとおりである。甲地のAを売主とし乙地のB買主とする送付売買契約が締結されたとする。

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デジタル大辞泉「荷為替」の解説

に‐がわせ〔‐がはせ〕【荷為替】

荷為替手形」の

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世界大百科事典内の荷為替の言及

【藩政改革】より

…そしてその成果を〈村別に無甲乙やう貧富平均したると言ふ〉と記しているが,はたして会津藩で実施されているのか,実施されているとすればいかなる分給であったのかは,いまなお解決されていない。
[後期――特産物の専売化と荷為替の運用]
 ここで時期区分した年代は,19世紀前半期にあたり,文化・文政・天保期(1804‐44)ということになろう。藩政改革の視点からこの時代を特徴づけるものは,各藩ともに財政的に行き詰まり,産物会所(国産会所)を設け,藩専売制によってこの困難な事態を打開しようとしていることである。…

※「荷為替」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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