デジタル大辞泉 「蛍光塗料」の意味・読み・例文・類語 けいこう‐とりょう〔ケイクワウトレウ〕【蛍光塗料】 蛍光体を顔料とした塗料。紫外線に刺激されて蛍光を発し暗い所でも文字や目盛りが見えるので、交通標識・看板などに用いられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「蛍光塗料」の意味・読み・例文・類語 けいこう‐とりょうケイクヮウトレウ【蛍光塗料】 〘 名詞 〙 蛍光体を含み、光や電子線、α(アルファ)線などをうけて発光する塗料。蛍光灯の管壁や標示板などに用いられる。発光塗料。[初出の実例]「緑色の蛍光塗料が塗られた文字盤が、二時を指していた」(出典:夜光時計(1969)〈津村節子〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「蛍光塗料」の意味・わかりやすい解説 蛍光塗料けいこうとりょうfluorescent paint 夜光塗料の一種でもあり、蛍光顔料を配合した塗料である。蛍光顔料はバリウムやストロンチウム、亜鉛などの硫化物であり、紫外線に刺激されて蛍光を発し、刺激を停止すると発光は止まる。これらの顔料に展色料、可塑剤、分散剤を混合したものが蛍光塗料で、暗がりでの標示、とくに夜間の交通標識として利用されている。[垣内 弘][参照項目] | 蛍光顔料 | 夜光塗料 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
化学辞典 第2版 「蛍光塗料」の解説 蛍光塗料ケイコウトリョウfluorescent paint 夜光塗料の一つ.蛍光顔料,すなわち紫外線などに励起されて蛍光を発する物質を顔料とした塗料をいう.刺激を停止するとすぐ発光は止まる.蛍光体としてはアルカリ土類金属または亜鉛などの硫化物が用いられ,これらに展色剤,可塑剤,分散補助剤などをまぜてつくる.暗所の標示などに用いられる. 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by