新撰 芸能人物事典 明治~平成 「西川 鯉三郎(初代)」の解説
西川 鯉三郎(初代)
ニシカワ コイサブロウ
- 職業
- 日本舞踊家
- 別名
- 前名=西川 仁蔵,関 二蔵,市川 鯉三郎(2代目)
- 生年月日
- 文政7(6とも)年 11月30日
- 出生地
- 江戸(東京都)
- 経歴
- 俳優であったが、西川流家元4代目西川扇蔵に師事して、振付に転じ西川仁蔵と名乗る。2代目関三十郎の門弟となって梨園に入り、関二蔵からのちに市川鯉三郎を名乗る。天保12(1841)年父とともに名古屋に移住。坂東流・篠塚流の踊りに、能・狂言を取り入れて、独自の芸域を編み出す。安政7(1860)年御免踊指南の看板を許され、名古屋西川流を樹立。以後、西川鯉三郎の名で名古屋の劇場振付のほとんどを独占した。「技楽踏舞譜」「名古屋西川流舞踊百番衣装付」を著した。
- 没年月日
- 明治32年 2月25日 (1899年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報