コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

見舞い みまい

2件 の用語解説(見舞いの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

見舞い
みまい

通常,人が不安の状況にあるときに訪れて力づけること。また無事かどうかを手紙でたずねたり慰めたりすることも含む。病気見舞い,通夜のさぶし見舞い,出産のおりの産見舞い,家屋新築のときの普請見舞い,旅行のときの留守見舞い,そのほかに火事見舞いや水見舞いなどがある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

見舞い
みまい

親類縁故・近隣知己に死亡・病気・出産・家普請(ぶしん)・屋根替え・転居、さらには火災・水害・地震などの変事が生じた際に慰問すること。訪問できぬ場合は「見舞状」を出すのが例であり、正月の年賀状、暑中・寒中の見舞状の交換もこうした見舞いの習俗のうちに生じた社交慣行である。出産見舞い、病気見舞い、火事見舞いなど、その契機は生活変動の万般に及ぶが、一定の互助的交際規制がそこにはあって、いわゆる「義理づきあい」として欠くことができないものとされてきた。とくに親類・師弟・隣人など古い伝統を負う人間関係の持続は、こうした「義理」を果たす見舞い慣習で保持されてきた。とりわけ親族縁辺の結合はほとんどこうした「義理」としての見舞い慣行に依存してきたといってもよい。「見舞い」には一定の「挨拶(あいさつ)文言」のほか、伝統的に決まった物品の贈答が付随していた。とくに火事や転居には家具類、出産や病気には食品・衣類などと、地方ごとに古くは一定の規制があったが、しだいに金銭本位に変わり、交際の程度に応じてその金額に差等を設ける規制も生じた。「見舞い」とそれに伴う「贈答」慣行は、いわば私的な社会保障制であり、久しく日本人の社交生活はこうした「義理」を果たす「見舞い」の慣行によって規制される面が多かったのである。しかもその傾向は、今日の企業社会にもなお形を変えつつも引き継がれている。[竹内利美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

見舞いの関連キーワード購買状況による細分化機に乗じる地雷原時に因る不安の文学救荒食品防犯灯《不安の時代》《不安の墓》四病

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

見舞いの関連情報