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 かい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


かい

「根 (こん)」のページをご覧ください。


律令時代の文書様式の一つ。上下支配関係にある下の役所から,上の役所に出す文書様式。に対応する様式として公式令 (くしきりょう) に規定されている。実際には役所間だけでなく,個人の場合にも,役所や上位の人に出す文書として用いた。

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デジタル大辞泉の解説

かい【解】

意味をときあかすこと。解釈。また、その説明。→解する
与えられた問題に対する答え。
数学で、問題を解いて得られた結果。方程式の根、微分方程式を満足させる関数など。

かい【解】[漢字項目]

[音]カイ(漢) (呉) [訓]とく とかす とける ほどく
学習漢字]5年
〈カイ〉
一つにまとまったものを解き分ける。ばらばらになる。「解散解体解剖瓦解電解氷解分解融解溶解
もつれ・ごたごたを解きほぐす。「解決和解
役目や束縛から解き放す。「解禁解雇解除解消解職解任解放解約
解き明かす。「解釈解説解答解明見解詳解図解正解注解読解弁解明解
物事の筋道・意味がはっきりとらえられる。わかる。「理解諒解(りょうかい)一知半解
〈ゲ〉
解き放す。「解脱解毒解熱
説明・解釈。「義解集解
[名のり]ざ・さとる・とき・ひろ

げ【解】

律令制で、諸官庁から上級官庁あるいは太政官へ上申した公文書。解状。解文(げぶみ)。→符(ふ)

げ【解】[漢字項目]

かい

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百科事典マイペディアの解説

解【かい】

解【げ】

律令制における公文書の形式の一つ。に対するもので,下級官司から太政官および直属の上級官司へ奉る文書。諸国司が中央の太政官に提出する文書はすべて解を用いた。あて所は明確なので書かないのが特色。
→関連項目古文書

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世界大百科事典 第2版の解説

かい【解 solution】

方程式があったとき,それを満たすもの全体を,その方程式の解という。x=1,x2-2x+1=0はいずれも解はx=1であり,x2-1=0の解はx=1およびx=-1である。微分方程式の場合のように,解が関数である場合もある。代数方程式の解は根とも呼ばれるが,根と解とには,考え方に差異があるので,その説明から始めよう。
[根]
 係数が複素数の多項式f(x)=a0xna1xn-1+……+an(a0≠0)は,因数分解する。

げ【解】

令(りよう)で規定された公式様(くしきよう)文書の一つ。公式令での規定では,民部省など八省以下の内外諸司から太政官および所管上級官司へ上申する文書様式であった。たとえば主計寮から民部省へ,民部省から太政官へ上る場合にこの様式を用いる。第1行目に〈(差出所)解 申……事〉と記し,以下本文,年月日,位署の順に書く。本文の書き止めは太政官に対するものは〈謹解〉,その他に対しては〈以解〉とする。位署は四等官全員が署する規定であった。

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大辞林 第三版の解説

かい【解】

説明。解釈。
〘数〙 〔solution〕 方程式を成り立たせる未知数の値(根)。不等式を成立させる未知数の値、またそのような値全体の集合。または、微分方程式などを満足する関数。
与えられた問題の答え。
漢文の文体の一。疑惑や非難にこたえることを目的としたもの。

げ【解】

悟ること。わかること。また、説明すること。 「無礙の見をおこし、偏空の-をなして/沙石 3
律令制で、下級官司が上級官司または太政官に差し出す上申文書。またはその様式。のちには個人の上申書にもいった。解状。解文。 →
中世、訴状の別名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


公式令(くしきりょう)に規定された文書の一様式。令の規定では、支配関係にある役所間で、上級官庁から下級官庁に下す文書が符(ふ)であるのに対し、下級官庁が上級官庁に差し出す文書に解を用いた。解は本来官庁が出す文書であったが、すでに奈良時代、諸家、個人も解を用い、広く上申文書として解が使用された。解は鎌倉時代衰退するが、売買、訴訟文書には比較的遅くまで解の様式がみられる。奈良時代、土地売買は当事者間の契約だけでは無効で、国司(こくし)に申請し、その証明を必要としたため、売買文書は解の様式で書かれた。その後、国司の認可が必要でなくなっても、売買証文に解の様式を使う慣習は鎌倉時代まで残っていた。[百瀬今朝雄]

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世界大百科事典内のの言及

【運搬作用】より

…運搬形式によって,運搬作用は溶流,浮流,掃流に三大別することができる。溶流solutionは化学的風化作用を被った岩石や土壌の可溶性物質が,イオンの形で水に溶解して運搬される現象である。一般に地下水や河川水はカルシウムイオン,ケイ酸イオン,塩素イオン,硫酸イオンなど,流域の地質を反映した成分を溶かして運搬している。…

【溶液】より

…均一な液相をつくっている混合物。均一混合物には液相のほかに,気相,固相の場合がある。固相の場合は固溶体といい,液相の溶液とあわせて溶体という。溶体と同じ意味で溶液を用いることもある。溶液成分のうちの一つが他を溶かしていると考えられるとき,溶かしている成分を溶媒,溶けている成分を溶質という。溶媒,溶質がともに液体で,たとえば水とエチルアルコールのように任意の割合で混合する溶液の場合には便宜上,量の多いほうを溶媒とする。…

【溶体】より

…均一な相からなる混合物。均一な相が気体である場合は混合気体,液体の場合は溶液,固体である場合は固溶体という。ただし,混合気体は条件(低温においてとか,成分の分子量の差が大きいとか)によって,不均一になる場合もありうる。一般に混合物は,各成分に分離する場合に,外からそれほど大きなエネルギーを加えないで容易に分離できるもの(たとえば,ふるいやフィルターで分けるとか,弱い遠心力をかけるとかだけで分離できるもの)と,かなりのエネルギーを外から加えて(たとえば加熱するとか強い遠心力をかけるなど)はじめて分離できるものとに分けられる。…

【方程式】より

…等式の数が複数であるときとくに連立方程式という。その数値や関数を求めることを方程式を解くといい,その数値や関数を方程式のという。また解である数値や関数はこの方程式を満足するともいう。…

【古文書】より

…これは土地財産権の存在を証明するものとして,その移転にともなって作成された売券譲状寄進状をつぎつぎ集積していったものである。代表的なものとして,912年(延喜12)の七条令解から1396年(応永3)の寄進状にいたる約500年間の売券類20通が現存する左京七条一坊(現,京都市)の家地の場合がある。また武家の家柄では,譲状をはじめとして軍忠状感状・恩賞宛行状など,家領家督に関する文書が相伝の重書として,数代あるいは十数代伝えられる場合がある。…

【申文】より

…上申文書で,下位のものが上位に対して事柄を〈申上る〉文書ということからこの名があり,申状ということもある。公式様(くしきよう)上申文書である(げ)が冒頭に〈何某解申……事〉とあるのが,しだいに〈何某申……事〉と変化し,名称も解(解文)から申文に変わったといわれる。中世以降は申文というと,とくに官人が叙位・任官や官位昇進を希望して,朝廷に申請する款状(かじよう)をさしていうようになった。…

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