気韻生動(読み)キインセイドウ

デジタル大辞泉の解説

きいん‐せいどう〔キヰン‐〕【気韻生動】

中国画の理想で、生気が満ちあふれていること。5世紀末の南斉の画論謝赫(しゃかく)が、「画の六法(りくほう)」の第一にあげる。→六法

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百科事典マイペディアの解説

気韻生動【きいんせいどう】

中国絵画の理想を表した言葉。《古画品録》序の六法の第1にあげられ,対象の生命,性格が画面にいきいきと表現されること。時代により多少変化し,北宋郭若虚によって,気韻は題材の如何にかかわらず,作家の人格が画面に反映するものであると規定され,これが文人画の主張の中核となって,明清時代まで受け継がれた。

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大辞林 第三版の解説

きいんせいどう【気韻生動】

中国絵画の品評基準の一。気韻が躍如としているさまをいい、文人画でことに重視された。張彦遠はこれを執筆中の画境の生命性の反映とし、郭若虚は画家の精神性の表現とした。 → 六法

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