コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

赤痢アメーバ症 せきりあめーばしょう Amebiasis

1件 の用語解説(赤痢アメーバ症の意味・用語解説を検索)

家庭医学館の解説

せきりあめーばしょう【赤痢アメーバ症 Amebiasis】

[どんな病気か]
 赤痢アメーバの寄生によっておこる病気(赤痢(「アメーバ赤痢」))です。
 不潔な環境下で調理された飲食物などとともに、赤痢アメーバの嚢子(のうし)(厚い膜でおおわれていて活動休止の状態にあるもの。シストともいいます)を摂取することで感染します。
 世界中に分布していますが、とくに衛生状態の悪い発展途上国に多く、最近は海外で感染して日本にもち帰る輸入症例が増えています。
[症状]
 ふつうは下腹部痛と粘血下痢(ねんけつげり)がみられますが、発熱はありません。ときに転移して肝膿瘍(かんのうよう)(「肝膿瘍」)をおこすことがあります。
[検査と診断]
 糞便(ふんべん)検査を行ないます。下痢便(げりべん)から栄養型(活動状態にある)の原虫が、固形便から嚢子が見つかれば診断がつきます。肝膿瘍のときには血清検査画像診断が行なわれます。
[治療]
 メトロニダゾール系の薬の内服を10日間行ないます。早期に診断し、治療することが必要です。
[予防]
 外国の屋台など、不潔な環境での飲食は避けることです。
 赤痢アメーバは乾燥、高温に弱いので、食材は十分に加熱します。また食事の前には手を洗い、食器なども清潔にしましょう。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

赤痢アメーバ症の関連キーワードアメーバ赤痢肝膿瘍細菌性赤痢赤痢赤痢アメーバアメーバアカントアメーバアメーバ症アメーバ性急性アメーバ症

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone