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路傍の石 ロボウノイシ

5件 の用語解説(路傍の石の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ろぼうのいし〔ロバウのいし〕【路傍の石】

山本有三の小説。昭和12~15年(1937~1940)発表。官憲の干渉により中絶、未完。逆境にある少年愛川吾一が、誠実に生きていく姿を描く。
田坂具隆監督による映画の題名。出演、片山明彦、滝花久子ほか。文部省推薦映画の指定第1号。
原研吉監督による映画の題名。昭和30年(1955)公開。出演、坂東亀三郎、山田五十鈴ほか。
久松静児監督、新藤兼人脚本による映画の題名。昭和35年(1960)公開。出演、太田博之、原節子ほか。
家城巳代治の監督・脚本による映画の題名。昭和39年(1964)公開。出演、池田秀一、淡島千景ほか
[補説]はいずれもを原作とする作品。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

路傍の石【ろぼうのいし】

山本有三長編小説。1937年―1940年,《朝日新聞》《主婦之友》に発表。第2次大戦で軍の干渉を受け未完のまま中絶。けなげな少年愛川吾一の成長をたどって,人間いかに生くべきかを書こうとしたもので,自伝的要素をもち,一種の教養小説とされている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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デジタル大辞泉プラスの解説

路傍の石

栃木県栃木市、山本総本店が製造・販売する銘菓。餡の中にくるみをきざんで焼き上げた饅頭。菓名は栃木出身の作家、山本有三の作品に因む。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

ろぼうのいし【路傍の石】

小説。山本有三作。1937年(昭和12)発表。改訂稿を翌年から40年まで発表。ともに官憲の干渉により中絶。貧乏と逆境に耐え、自分を生かそうとする少年愛川吾一を描く成長小説。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

路傍の石
ろぼうのいし

山本有三(ゆうぞう)の長編小説。第一部は1937年(昭和12)1月から6月まで『朝日新聞』に連載。その改稿『新篇(しんぺん)路傍の石』を翌年から『主婦之友』に連載したが、40年7月、軍部の圧力により中絶を余儀なくされ、未完のまま翌41年岩波書店刊。貧しいがひたむきで向学心の強い愛川吾一(あいかわごいち)が主人公。母の死後上京した彼は、小石のように踏みつけられ、蹴(け)られながら、印刷所の文選工として自立の道を模索していく。1人の少年の成長の過程をたどった教養小説で、作者の自伝的な要素ももつ作品。[宗像和重]
『『路傍の石』(新潮文庫) ▽『定本版 山本有三全集9』(1976・新潮社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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