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辻説法 つじせっぽう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

辻説法
つじせっぽう

路傍に立って往来の人々に説法すること。開宗の地,安房国清澄山を追われた日蓮が,鎌倉にいたり,小町の辻に立って辻説法を行なったという話は有名。

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デジタル大辞泉の解説

つじ‐せっぽう〔‐セツポフ〕【×辻説法】

道ばたに立ち、通行人を相手に説法すること。

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世界大百科事典 第2版の解説

つじせっぽう【辻説法】

路傍で道行く人に説法すること。辻談義ともいう。現代でいえば街頭布教にあたる。古代・中世には〈辻説法〉の語はみられない。僧侶の伝記絵巻などにも屋内説法の図はみられるが,屋外説法の図はない。近世になると,《信長公記》や仮名草子,さらに近松門左衛門の作品などに辻談義,辻談義僧があらわれる。これらは道行く人に説法して金銭をうけており,芸能化の傾向を示している。日蓮の辻説法は著名であるが,その事実は確認できず,16世紀に作られた日蓮の伝絵にもみえない。

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大辞林 第三版の解説

つじせっぽう【辻説法】

通行の多い道端に立って、大衆に仏法を説くこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

辻説法
つじせっぽう

仏教の伝道の一方法で、人通りの多い町角(辻)に立って、自分の主張を人々に訴え、信者を獲得すること。鎌倉の大町(おおまち)・小町(こまち)の辻で説法をしたという日蓮(にちれん)の故事は有名である。仏教が民衆化を果たした中世以来の伝道方法で、とくに天台宗、日蓮宗の僧侶(そうりょ)が行った。自由な布教活動が制限された江戸時代にはまったくみられなかった。[中尾 尭]

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