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部分均衡理論 ぶぶんきんこうりろん

大辞林 第三版の解説

ぶぶんきんこうりろん【部分均衡理論】

ある市場のみを対象として、その需要と供給の均衡を分析する理論。一般均衡理論が抽象的性質をもつのに対して、具体的であり実際問題に応用しやすい。マーシャルらケンブリッジ学派によって始められた。 → 一般均衡理論

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶぶんきんこうりろん【部分均衡理論 partial equilibrium theory】

市場において取引量(消費量,生産量)と価格がどのように定まるかについて,またそれに付随する問題について一つの簡潔な解答を与えるものが部分均衡理論である。部分均衡分析はケンブリッジ学派のA.マーシャルによって多く援用されて以来,その簡便さゆえに経済分析の第1次接近として今なおさかんに用いられている。 いま,縦軸にたとえばある生産物の価格をとり,各価格に対してその下で消費者が購入したいと欲する生産物の数量を対応させると,一つの曲線が描かれる。

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世界大百科事典内の部分均衡理論の言及

【市場均衡】より

…生産者が供給しようとする財(たとえば生産物)の総量が,消費者が需要しようとする総量に合致するように取引量が定まり,外的条件の変化がないかぎりその状態が持続されるというのが,市場均衡の基本となる思想である。その最も簡潔な場合を理論化した部分均衡理論は,一つの財だけをとり出し,その市場に直接関係ない諸条件を所与として,均衡を論ずるものである。これに対して一般均衡理論は,人々の嗜好,生産技術,資源の量,法・経済制度等を外的条件として一定とするが,さまざまな財の市場の相互依存関係を考慮して社会全体の経済量の均衡について説明するものである。…

※「部分均衡理論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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