野津[町](読み)のつ

百科事典マイペディア 「野津[町]」の意味・わかりやすい解説

野津[町]【のつ】

大分県南東部,大野郡の旧町。中心の野津市(のついち)は日向(ひゅうが)街道臼杵・三重街道の交点にあたり中世から市場町として発達,16世紀後半には豊後(ぶんご)キリシタン拠点でもあった。米作,葉タバコ・野菜栽培を行い,畜産,林業も営む。野津川上流に風連鍾乳洞(天然記念物)がある。2005年1月臼杵市へ編入。139.19km2。9916人(2003)。

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