出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…次に棗の文字を使うものは,中国で別の用途に使われていたものの応用と思われる。また,金輪寺(きんりんじ)棗(蔦(つた)材の木地)というのがあり,これは御醍醐天皇が吉野の金峰山寺で一字金輪の法を修し,衆僧に茶を賜ったときの容器とされ,初期には濃茶入として用いられていた。しかしこれは小型の経筒であったと考証されている。…
※「金輪寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」