鉄は熱いうちに打て(読み)テツハアツイウチニウテ

デジタル大辞泉の解説

鉄(てつ)は熱いうちに打て

Strike while the iron is hot.
鉄は、熱して軟らかいうちに鍛えよ。精神が柔軟で、吸収する力のある若いうちに鍛えるべきである、というたとえ。
物事は、関係者の熱意がある間に事を運ばないと、あとでは問題にされなくなるというたとえ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

てつはあついうちにうて【鉄は熱いうちに打て】

〔鉄は熱して軟らかいうちに鍛えて有用な形につくりあげることから〕
人も精神が柔軟性に富む若い時代に有益な教育を施さなければならないということのたとえ。
手遅れにならないうちに処置を講ぜよということのたとえ。 〔Strike while the iron is hot. というイギリスのことわざの訳〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

てつ【鉄】 は=熱(あつ)い[=赤(あか)い]うちに打(う)

(Strike while the iron is hot の訳語。は熱していろいろの形に作りあげるところから)
① 成長した後では、十分な教育効果があがらないから、若いうちにこそ鍛練しておけ。
※ものの見方について(1950)〈笠信太郎〉日本「鉄は熱いうちに打たねばならぬ。方向を見失っているいまこそ、教育が最大の重要さをもっているように思われる」
② 関係者の関心が薄らがないうちに対策をたてないと、あとからでは問題にされなくなるから、時機を失しないように処置をせよ。
※水中花(1979)〈五木寛之〉二「やる気になったら、すぐ飛び込んだほうがいいです。鉄は熱い内に打て、ってね」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

台風一過

台風が通り過ぎたあと、空が晴れ渡りよい天気になること。転じて、騒動が収まり、晴れ晴れとすること。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android