デジタル大辞泉
「銀子」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
いん‐つうヰン‥【銀子・員子】
- 〘 名詞 〙 ( 「銀子」の近世唐音から出た語 ) 中国から渡来した純良な金銀。転じて、一般に金銀、貨幣をさす。金銀。ぜに。金子(きんす)。いんつ。
- [初出の実例]「前代未聞の傾城(けいせい)ぐるひ、男はよし、ゐんつうは有、親はなし、浮世は隙(ひま)、此両人栄花をきはめ」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六)
銀子の語誌
語源は「銀子」と思われるが、純良な金塊である「印子金」の「印子」の可能性も考えられる。これらは中世唐音では、ギンス(銀子)、インス(印子)であったが、近世唐音では、「子」はツ(ウ)となり、「銀」は頭子音 ng の脱落によってインとなるので、ともにインツ(ウ)となる。また「員子」と書かれることもあり、「ゐんつう」という仮名書きはこれに対応する。なお、インス、ギンスも近世期を通じて使われた。
ぎん‐す【銀子】
- 〘 名詞 〙 ( 「す」は「子」の唐宋音 ) 銀の貨幣。また、広義では単に通貨のこと。
- [初出の実例]「なら中よりは銀子三百廿枚、寺より百枚、東大寺より五十枚の礼にて調了」(出典:多聞院日記‐元亀三年(1572)五月八日)
- 「又は銀子請取掛(かけ)を、内へは銭つかふて帰るなど」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)三)
銀子の語誌
→「きんす(金子)」の語誌
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
銀子 ぎんこ
徳田秋声の小説「縮図」の主人公。
貧しい靴職人の家に生まれ,14歳の時靴製造の技をしこまれるが,父の怪我で芸者にでる。置屋の主人,医学士,豪農の息子,若い株屋,製菓会社社長などさまざまな男性遍歴をへて,芸妓置屋の女主人となり,作者の分身,三村均平とくらす。昭和16年「都新聞」連載。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
Sponserd by 
普及版 字通
「銀子」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
Sponserd by 