鏡の間[ベルサイユ宮殿](読み)かがみのま[ベルサイユきゅうでん](英語表記)Galerie des Glaces, Palais du Versailles

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

鏡の間[ベルサイユ宮殿]
かがみのま[ベルサイユきゅうでん]
Galerie des Glaces, Palais du Versailles

ルイ 14世時代の代表的建築設計は J.マンサール,内部装飾は C.ル・ブランの総監督もとで 1678~84年に改築された。ベルサイユ宮殿の中央主館の2階正面全体を占め,北端に「戦争の間」,南端に「平和の間」をもつ。全長 76m,幅 10m,高さ 13m,庭に面して 17窓あり,反対側の壁に 17の鏡が並ぶ。後期バロックの最も豪華な建築とされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android