千葉県中東部、九十九里平野に位置する長生郡にある村。内陸部をJR外房(そとぼう)線と国道128号が走り、海浜に沿って九十九里有料道路が通る。近世初頭大多喜(おおたき)城主の本多氏の所領となり、江戸時代には幕府直轄地となった。九十九里平野での米作のほか、施設園芸のトマト、キュウリや生乳、ラカンマキなどの植木が生産される。海岸ではイワシ漁やノリ養殖から、海水浴場、民宿の観光業へ転換している。岩沼の獅子舞(ししまい)は京都祇園(ぎおん)に起源をもつといわれ、県の無形民俗文化財に指定されている。面積28.25平方キロメートル、人口1万3803(2020)。
[山村順次]
『『長生村史』(1960・長生村)』
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…朝鮮の村里や寺院の入口に立っている木偶(あるいは石)の神像。漢字では長栍,長生,長承,将丞などと表記される。長生標ともいう。…
…1739年(元文4)宮古路豊後掾の豊後節が禁止された後,その門人の文字太夫が47年(延享4)に独立して常磐津節を創始したが,そのときワキを語っていた常磐津小文字太夫が,翌48年(寛延1)に富本豊志太夫(富本豊前)と改名して創始した。富本独立に対して松江城主松平宗衍(むねのぶ)は《長生(ちようせい)》の歌詞を与えた。富本の全盛時代は次の2世豊前の時代で,彼はその顔だちから〈馬づら豊前〉といわれたが,天性の美声と巧みな節回しで,常磐津をしのぐ人気を得た。…
※「長生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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