雄武(読み)ユウブ

デジタル大辞泉 「雄武」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ぶ【雄武】

雄々しく強いこと。勇武

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精選版 日本国語大辞典 「雄武」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ぶ【雄武】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 雄々しく勇ましく強いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「若秦始皇、本朝羽柴氏、雄武英略、過絶古今」(出典童子問(1707)中)
    2. [その他の文献]〔晉書‐元帝紀〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「雄武」の意味・わかりやすい解説

雄武(町)
おうむ

北海道東部、オホーツク総合振興局管内の町。1948年(昭和23)町制施行。オホーツク海沿いは海浜がほとんどなく、海岸段丘が発達し、北西部の北見山地に連なっている。国道238号が通じ、枝幸(えさし)町、紋別(もんべつ)市との間にバスの便がある。旧国鉄興浜南線(こうひんなんせん)と名寄本線(なよろほんせん)が通じていたが、前者は1985年、後者はJR移管後の1989年に廃止、バスに転換された。雄武、沢木、元稲府(もといねっぷ)、幌内(ほろない)の4漁港があり、ホタテガイサケカニなどの水揚げがある。町域の約70%は道有林を主とする森林製材工場が多い。農業は酪農中心とする。オホーツク海に臨む日の出岬や音稲府(おといねっぷ)岬はキャンプ場などがある夏の観光地。面積636.86平方キロメートル、人口4199(2020)。

岡本次郎


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改訂新版 世界大百科事典 「雄武」の意味・わかりやすい解説

雄武[町] (おうむ)

北海道北部,網走支庁紋別郡の町。人口4939(2010)。オホーツク海に面する。海浜はほとんどなく,海岸段丘が発達し,その奥は北見山地となっている。1808年(文化5)蝦夷地交易の場所経営のため番屋が建てられたが,和人の定住は84年以降で,農業開拓の初めは1903年田口源太郎による大規模農場の開設であった。雄武,沢木,元稲府(もといねつぷ),幌内の4漁港があり,ケガニ,ホタテガイ,サケなどの漁獲が多いが,1~3月は流氷で一面がうずめられる。町域の大半は道有林を主とする森林で製材工場が点在し,酪農中心の農業が行われる。35年興浜南線が通じて雄武(おむ)駅はその終点となった(現在は廃線)。沢木港の北に突き出る日の出岬は景勝地で,1789年(寛政1)クナシリ・メナシの戦後に築かれた烽火台の礎石が残る。
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百科事典マイペディア 「雄武」の意味・わかりやすい解説

雄武[町]【おうむ】

北海道北部,紋別郡の町。中心はオホーツク海に臨む漁港で,カニ,サケ,ホタテ,ツブなどの漁獲がある。酪農,林業も営む。636.86km2。4939人(2010)。

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普及版 字通 「雄武」の読み・字形・画数・意味

【雄武】ゆうぶ

武勇。

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