国立大学法人。1918年(大正7)電信協会(社団法人)によって設立された無線電信講習所が母体。1942年(昭和17)逓信省(ていしんしょう)管轄の官立に移管された。1949年(昭和24)新制国立大学となり、船舶通信、陸上通信、電波工学の3専攻からなる単科大学として発足。その後目覚ましい発展を遂げ、2010年(平成22)時点で、情報理工学部(総合情報学、情報・通信工学、知能機械工学、先進理工学の4学科と夜間の先端工学基礎課程)、大学院修士・博士課程(情報理工学研究科、情報システム学研究科)から構成されている。2004年4月、国立大学法人法の施行に伴い、国立大学法人となる。所在地は東京都調布市調布ヶ丘1-5-1。
[馬越 徹]
1918年(大正7)創設の社団法人電信協会管理無線電信講習所が起源。1949年(昭和24)新制大学として電気通信大学を設置。「人類の持続的発展に貢献する知と技の創造と実践」をめざし,情報,通信,電気,電子を中核として,メディア,ロボティクス,機械工学,計測制御,物理工学,材料科学,生命科学,光科学など,理工学の基礎から応用まで,広範な分野で教育研究を行う。産業界からの高い評価を背景に,毎年の就職率は国公立大学の中でもトップクラスを維持している。2016年(平成28)には情報理工学部が情報理工学域に改組し,「Ⅰ類(情報系)」「Ⅱ類(融合系)」「Ⅲ類(理工系)」の三つの「類」を導入。東京都調布市にキャンパスを構え,2016年5月現在,3581人の学生を収容する。
著者: 山本剛
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