およそ1~4世紀頃の朝鮮半島中・南部に勢力を有した古代の種族。馬韓(ばかん),辰韓(しんかん),弁韓(べんかん)(弁辰(べんしん))からなり,三韓とも総称される。馬韓が現在の京畿,忠清,全羅の各道,辰韓が慶尚北道,弁韓が慶尚南道を占めていたと推定される。『魏志』韓伝によると,3世紀頃,馬韓は50余の小国が分立して総戸数10余万戸に達し,辰韓,弁韓は各12の小国に分かれ,合計4~5万戸を数えた。各小国には臣智(しんち),邑借(ゆうしゃく)などと呼ばれる首長がいて,楽浪郡,帯方郡2郡の統制に服していたが,ときには自立の動きをみせることもあった。313年の楽浪・帯方2郡の滅亡を契機に小国統合が進み,馬韓から百済が,辰韓から新羅が成長するが,弁韓を中心とした地域は政治的統一が実現しないまま加耶(かや)(加羅(から))諸国となった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...