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香嵐渓 こうらんけい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

香嵐渓
こうらんけい

愛知県北部,豊田市中央部にある巴川 (矢作支流) の渓谷。巴川と足助川の合流点付近で,紅葉の名所として知られ,東海道自然歩道も通って愛知高原国定公園中心地の一つである。足助重範ゆかりの足助七城の本城があった飯盛山山麓の名刹香積寺の紅葉は,約 300年前に植樹したのが始まりといわれるが,現在のものはほとんど大正期に植樹したものである。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

香嵐渓

1930(昭和5)年、香積寺を訪れた当時の大阪毎日新聞社の社長が宴の席で依頼され名付けた。それまでは「香積寺のモミジ」と呼ばれていた。観光客数は2015年が89万3千人で、うち紅葉シーズンの11月に限ると45万2千人。

(2017-04-04 朝日新聞 夕刊 1社会)

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デジタル大辞泉の解説

こうらん‐けい〔カウラン‐〕【香嵐渓】

愛知県豊田市足助(あすけ)町にある渓谷。矢作(やはぎ)川支流の巴(ともえ)川と足助川の合流点手前にある約1キロメートルの渓流。背後に飯盛山がそびえ、その山麓に香積(こうじゃく)寺がある。紅葉の名所。愛知高原国定公園の一部。名は、香積寺の「香」と京都嵐山の「嵐」の2文字から。

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百科事典マイペディアの解説

香嵐渓【こうらんけい】

愛知県東加茂郡足助(あすけ)町(現・豊田市),巴川と足助川の合流する付近の渓流。背後の飯盛山に寛永年間(1624年―1644年)香積(こうしゃく)寺の僧が植えたという数千本のカエデがあり,清流と紅葉の名所になっている。
→関連項目愛知高原国定公園足助[町]

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世界大百科事典 第2版の解説

こうらんけい【香嵐渓】

愛知県北部,東加茂郡足助(あすけ)町にある渓谷。矢作(やはぎ)川の支流巴川が飯盛山の南麓から西麓にかけて曲流するあたり,待月橋から上流約1.5kmの香嵐橋付近までをいう。寛永年間(1624‐44)に香積寺11世の参栄禅師が植樹したのが始まりといわれるモミジの美しさは東海一と評されている。イノシシ鍋,アユ料理,五平餅など四季折々の郷土料理が名物で,1975年には東海自然歩道が開通し,宿泊施設も設けられた。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔愛知県〕香嵐渓(こうらんけい)


愛知県中部、矢作(やはぎ)川支流の巴(ともえ)川にある渓谷。紅葉と渓流美で知られる。谷をおおう数千本のカエデは東海地方随一といわれる。渓流沿いに東海自然歩道が通じ、足助(あすけ)温泉がわく。愛知高原国定公園の景勝地の一つ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

香嵐渓
こうらんけい

愛知県豊田(とよた)市を流れる矢作(やはぎ)川の支流巴(ともえ)川の渓谷。渓流と紅葉(もみじ)の名所。愛知高原国定公園の観光拠点。東海自然歩道のコースにあたる。紅葉は、名刹(めいさつ)香積寺(こうじゃくじ)11世の参栄(さんえい)が参道に植樹したのが始まりといわれ、旧足助(あすけ)町民全体が継承補植したもので、スギやサクラも混じって美観である。地名は、香積寺、京都嵐山(あらしやま)より各1字をとったものともいわれる。飯盛(いいもり)山は中世足助七城の一つ。近くに足助八幡(はちまん)宮や三州足助屋敷などもある。豊田市(とよたし)駅、東岡崎駅などからバスがある。[伊藤郷平]

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