日本歴史地名大系 「鬼怒川・小貝川」の解説
鬼怒川・小貝川
きぬがわ・こかいがわ
鬼怒川は栃木県・群馬県境の標高二一四〇・八メートルの
小貝川は栃木県東部の丘陵地帯に発し、真壁郡協和町で茨城県に入り、下館市、真壁郡
〔鬼怒川〕
鬼怒川は古くは
とあり、口分田を水害から守るために河道の付替えが行われたが、常陸・下総国境は旧河道のままとされた。この工事によって新規開削されたのが現結城郡八千代町北東部と下妻市北西部の境界をなす現在の河道で、その西方を蛇行する旧河道が昭和三〇年(一九五五)まで結城郡(旧下総国)と真壁郡(旧常陸国)の境であった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報