魚座(読み)ウオザ

デジタル大辞泉 「魚座」の意味・読み・例文・類語

うお‐ざ〔うを‐〕【魚座】

鎌倉・室町時代の魚商人同業組合
黄道十二星座の一。現在、春分点がある所。11月下旬の午後8時ごろ南中する。学名ラテン〉Pisces

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精選版 日本国語大辞典 「魚座」の意味・読み・例文・類語

うお‐ざうを‥【魚座】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 中世、市のなかに設けられた魚商人の販売座席。
    2. 中世での魚商人の同業組合。
      1. [初出の実例]「魚座は一年三百文船艤別百文宛」(出典:元亨二年備前国西大寺境内市場図紙背文書(1322))
  2. [ 2 ] 黄道十二星座の第十二番目。歳差のため、現在の春分点はこの星座にあり、春分のとき太陽はこの星座に位置を占める。この星座の発見は古く、バビロン古記録にも出ている。ギリシア神話で、アフロディテが怪物チュフォンに追われたとき変身した魚に見たてる。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「魚座」の解説

魚座
うおざ

中世,魚をとり扱った商人の座。1303年(嘉元元)石清水八幡宮(京都府八幡市)を本所とする生魚座・塩魚座があった。一般に魚座は生魚を扱う座をさし,塩魚を扱う座は相物座(あいものざ)とよばれた。室町時代に瀬戸内海産の魚を扱った摂津国今宮の魚座,琵琶湖産の魚を扱った近江国粟津の魚座が有名。諸国でも周防国宮市や甲斐国府内などに魚座があった。

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占い用語集 「魚座」の解説

魚座

二区分は女性星座。三区分は柔軟星座。四区分は水のエレメント。支配星は海王星。副支配星は木星身体の象徴部位は足。慈善家。同情的。個人的な欲望から離れ、全体での一体化と魂の浄化を望む。直感、霊的能力の可能性。鋭い感受性。曖昧。思い込みによる無秩序や混乱。愛情と同情心が溢れすぎてかえって周囲が見えなくなることもある。

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