コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鯉幟 こいのぼり

6件 の用語解説(鯉幟の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鯉幟
こいのぼり

5月5日の端午の節供に,男子の出世と息災を祈って戸外に立てる幟。江戸時代中期以降,武士がこの日を尚武の日として,旗指物などの武家飾りを門口に立てたのに対し,町人が滝をも登るとされる出世魚のコイを幟として立てて対抗したことに始る。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

こい‐のぼり〔こひ‐〕【××幟】

布または紙で、鯉の形に作ったのぼり端午の節句に戸外に立てる。鯉の滝のぼりにちなんだもの。鯉の吹き流し。五月幟(さつきのぼり)。 夏》「煙あげて塩屋は低し―/久女

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

鯉幟【こいのぼり】

紙または布で鯉の形に作り,端午の節供に立てる。竜門(黄河の上流)をのぼった鯉は竜に化すという中国の故事から出世のたとえとされ,縁起物として江戸中期から用いられるようになった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

こいのぼり【鯉幟】

端午(たんご)の節供(5月5日)に男児の出世健康を願って立てる幟飾り。〈鯉の吹流し〉ともいう。江戸時代には菖蒲(しようぶ)(尚武)の節供として武家階級では家紋を記した旗指物(さしもの)や幟や吹流し(旗の一種。輪に長い絹を張ってさおの先に結びつけたもの)を玄関前に並べ立てた。これに対抗して江戸中期以後,町人階級が武具代りに戸外に鯉幟を立てる風習が生まれた。安永年間(1772‐81)の川柳に〈五月雨が晴れると鯉のたけのぼり〉とある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

こいのぼり【鯉幟】

紙や布などで鯉の形に作って彩色した幟のぼり。五月五日の端午たんごの節句に男の子の成長を祝って立てる。鯉の吹き流し。 [季] 夏。 《 風吹けば来るや隣の- /虚子 》

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鯉幟
こいのぼり

端午の節供に男児の出世、健康を祈って立てる外飾り。鯉の吹流し。江戸時代、菖蒲(尚武)(しょうぶ)の節供として武家階級ではこの行事を重んじ、家紋をしるした旗差し物や、幟、吹流しなどの武家飾りを、玄関前に並べ立てることが流行した。これに対抗して町人層では江戸中期以後、武具がわりに鯉幟を立てる風習が生まれた。鯉は中国の竜門伝説の故事から立身出世の象徴として親しまれ、端午の節供の菖蒲幟にも鯉の絵が描かれた。この鯉が小さな紙製となり、幟の麾(まねき)(小旗)に用いられ、さらに吹流しにつくられて独立した。真鯉(まごい)(黒)を上に、緋鯉(ひごい)(赤)を下にするのが正式とされている。明治期までは大半が紙製であったが、現在は木綿製、化繊製のものが出回っている。[斎藤良輔]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の鯉幟の言及

【端午】より

…また,この日の食品には各地で特色あるものが作られる。 男児の初節供を祝い,前もって母親の実家や親戚から(のぼり)や鯉幟,武者人形,冑などを贈り,当日はそれらの人々を招いたりして返礼の行われることは全国的である。幟は両親の家紋がつけられ勇ましい鍾馗像等が描かれたもので,庭先に立てられたが,最近では屋内へ飾るものが多くなった。…

※「鯉幟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

鯉幟の関連キーワード軸装破く破ける裏張り上張り清張り腰張り裁断機貼付けろ(濾)過

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

鯉幟の関連情報