鈴木春山(1)(読み)すずき しゅんざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鈴木春山(1)」の解説

鈴木春山(1) すずき-しゅんざん

1738-1814 江戸時代中期-後期武士,画家
元文3年生まれ。鈴木不求(ふきゅう)の子。江戸で狩野春笑に絵画をまなび,父の跡をつぎ上野(こうずけ)(群馬県)伊勢崎藩につかえた。書道,地図作成,撃剣,拳法(けんぽう)にも長じており,後進の指導にあたった。文化11年8月26日死去。77歳。名は義直,のち宣得。通称は円太夫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android