IRI(読み)イリ

デジタル大辞泉「IRI」の解説

イリ【IRI】[Istituto per la Ricostruzione Industriale]

《〈イタリアIstituto per la Ricostruzione Industrialeイタリア産業復興公社。1933年、世界恐慌で打撃を受けた金融機関や製造業を立て直すため設立。第二次大戦後も存続し、1960年代初頭まで経済成長の牽引役となったが、イタリア経済の長期低迷や経済のグローバリゼーションの中、2000年解散

アイ‐アール‐アイ【IRI】[Institute Research and Innovation]

Institute Research and Innovation》産業創造研究所。民間企業が単独では行えない基盤技術の調査研究や開発研究を行う財団法人。昭和34年(1959)工業開発研究所として発足、平成元年(1989)改称、平成19年(2007)解散。

アイ‐アール‐アイ【IRI】[Industrial Research Institute, Japan]

Industrial Research Institute, Japan》工業開発研究所。昭和34年(1959)発足、平成元年(1989)産業創造研究所に改称、平成19年(2007)解散。

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内科学 第10版「IRI」の解説

IRI

immunoreactive insulin,免疫反応性インスリン

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世界大百科事典 第2版「IRI」の解説

イリ【IRI】

Istituto per la Ricostruzione Industrialeの通称産業復興公社と訳される,イタリアの100%政府出資の国家持株会社。世界恐慌でイタリアの三大銀行(イタリア商業銀行,イタリア信用銀行,ローマ銀行)は破産寸前になり,産業は危機にひんした。こうした混乱のなかで最後の切札として,金融再編成,産業復興を目的として,ムッソリーニ政権により1933年1月に設立されたのがIRIである。

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世界大百科事典内のIRIの言及

【アンサルド[会社]】より

…国家の救済により再建が図られたが,事業活動の主力は造船業に縮小。33年以降は国家持株会社の産業復興公社IRIによって経営され,傘下の造船部門の主要企業として現在に至っている。【堺 憲一】。…

【イタリア】より

…後進性という南部のイメージが定着したのは,そのためである。1922年から始まるムッソリーニ政権下では,電力・自動車・化学などの重化学工業が一層の発展を見せると同時に,国家機関による産業融資制度が発足し,〈産業復興公社(IRI(イリ))〉と呼ばれる国家持株会社が33年に創設された。現在のイタリア経済の基本的特質をなす混合経済体制が成立したわけである。…

【ファシズム】より

… 29年に始まった世界恐慌はイタリアにも影響を及ぼし,銀行危機を招いた。政府は,銀行救済のために,33年産業復興公社(IRI(イリ))を設立し,従来の兼営銀行に代わって,この国家機関に長期の産業融資の任務をゆだねた。IRIは最初暫定的な機関として考えられていたが,37年に恒久機関となり,新たに国家持株会社の性格を与えられた。…

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