デジタル大辞泉
「交感神経」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こうかん‐しんけいカウカン‥【交感神経】
- 〘 名詞 〙 高等脊椎動物の交感神経系を構成する神経。心臓、血管、汗腺、消化腺などに広く分布し、呼吸・循環・消化などの調節をつかさどる。副交感神経と拮抗(きっこう)的に作用し、ともに自律神経系を形成する。
- [初出の実例]「交感神経と名づくる別種の神経あり」(出典:具氏博物学(1876‐77)〈須川賢久訳〉四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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交感神経 (こうかんしんけい)
sympathetic nerve
自律神経の一部をなすもので,この神経の興奮が外界からのストレスに対する反応としての広範な身体部位の反応(全身皮膚の立毛現象,血圧上昇など)を招くために交感sympathetic(ともに感ずるの意)という語が冠されている。交感神経は,心臓血管系,皮膚の汗腺や立毛筋,瞳孔散大筋,胸腹部のすべての内臓に分布してノルアドレナリンを放出する遠心性要素と,内臓の痛みを伝える求心性要素とからなる。
→自律神経系
執筆者:山内 昭雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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交感神経
こうかんしんけい
sympathetic nerve
副交感神経とともに自律神経系を構成する末梢神経。内臓諸器官に分布し,意志とは関係なしに,副交感神経に拮抗して内臓の働きをコントロールしている。交感神経はほとんどすべての血管を収縮させて血圧を上昇させる。また副腎髄質でアドレナリンの分泌を促す。全身的にみれば,瞳孔を散大し,心臓血管系を促進し,消化器系や泌尿器系を抑制して,身体活動に都合のよい状態をつくる。このため俗に「昼の神経」などと呼ばれることもある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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交感神経
自律神経系の構成要素で,副交感神経系と拮抗して心臓血管,消化器官,腹部内臓などの諸臓器の機能を調節している.
出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の交感神経の言及
【植物人間】より
…植物神経系の反射中枢は脳幹と脊髄にあり,そこから神経が出て,体内の平滑筋と分泌腺を支配している。外へ出ていく神経には交感神経と副交感神経とがある。交感神経は眼(瞳孔を開く),唾液腺(唾液分泌),心臓(心拍数増加,心筋収縮力増加),気管・肺(気管支筋の弛緩),肝臓(グリコーゲン分解),胃腸(平滑筋弛緩と括約筋収縮),生殖器(射精など),皮膚の血管と汗腺,立毛を支配している。…
【副交感神経】より
…自律神経の一つで,[交感神経]とともに全身の皮膚,血管,内臓諸器官の腺細胞や平滑筋細胞に分布して,多くの場合,交感神経に対して拮抗的な作用を示す。すなわち,一般に生体のエネルギーを放散する方向で作用する交感神経に対し,副交感神経は生体内にエネルギーを蓄積する方向で作用する。…
※「交感神経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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