基準面(読み)キジュンメン(その他表記)datum level

精選版 日本国語大辞典 「基準面」の意味・読み・例文・類語

きじゅん‐めん【基準面】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 高低を比較するときの基準となる面。
  3. 山や陸地の高さ、海や湖沼の深さなどを測るときの基準となる面。海図の基本水準面、陸地の標高を決める東京湾中等潮位、大阪地方で用いる O.P. (Ōsaka Peil) などがある。
  4. 浸食作用の及ぶ下限に相当する水準。河食では海面氷食では雪線が基準面となる。

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最新 地学事典 「基準面」の解説

きじゅんめん
基準面(海図の)

datum of chart

海図に採用されている水深・高程の基準面。航海の安全を考慮して,物標の高さの基準は平均水面,水深や低潮線の基準は最低水面,橋梁の高さや海岸線の基準は最高水面と使い分けられている。各基準面は,港や地域・海域ごとに,海上保安庁海洋情報部が設置した水路測量標を始めとした陸上の標からの高さで決定される。2019年からは,海洋情報部では全国各地でGNSS測量を実施し,最低水面の地球楕円体からの高さ(楕円体高)の決定を開始した。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「基準面」の意味・わかりやすい解説

基準面
きじゅんめん
datum level

高さを測る基準となる面、すなわちゼロメートルの海面であるが、場所によりまた目的によって基準面のとり方は異なる。日本では陸上の測量には東京湾平均海面が用いられるが、水深の基準面は各港湾での潮位観測から求められた最低水位が用いられる。各河川工事については、それぞれの河口での低水位を独立に基準面にとっていることが多い。

 距離や面積を計算・表示する際に基準とする面をさすこともある。

[尾崎幸男・辻 宏道 2016年11月18日]

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