塵界(読み)ジンカイ

デジタル大辞泉 「塵界」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「塵界」の意味・読み・例文・類語

じん‐かいヂン‥【塵界】

  1. 〘 名詞 〙 けがれた俗世間。俗界人間界塵寰(じんかん)
    1. [初出の実例]「化身住世何能久、塵界定留恵遠名」(出典:高野大師御広伝(1118)下)
    2. 「俗念を放棄して、しばらくでも塵界を離れた心持ちになれる詩である」(出典:草枕(1906)〈夏目漱石〉一)
    3. [その他の文献]〔趙彦昭‐奉和九月九日登慈恩寺浮屠応制詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む