デジタル大辞泉
「大器」の意味・読み・例文・類語
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たい‐き【大器】
〘名〙
① 大きなうつわ。大形のいれもの。
※名語記(1275)六「
器物にさら、如何。答、さらは、せはらかの反。大器に対したる小器なれば、せはらかの反也」
② 転じて、国家をいう。
※
随筆・胆大小心録(1808)一六三「
周勃、
陳平が佞を思ひて、大器を持してかたふけずとは云しかど、是はいつはりなりし」 〔
荀子‐王霸〕
③ 大きな器量。物事をやりとげる才能・能力のすぐれていること。また、その人。人なみすぐれた人材。
※懐風藻(751)在常陸贈倭判官留在京〈
藤原宇合〉「大器之晩、終作
二宝質
一」 〔管子‐小匡〕
※
サントスの御作業(1591)一「ナンヂ ヲモ イカナル ヂュウニン taiqi
(タイキ)ニモ ススメ、
チチ ガ メイヨ ヲ ツガセン ト ヲモウ トコロ ニ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「大器」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報