朝日川(読み)あさひがわ

日本歴史地名大系 「朝日川」の解説

朝日川
あさひがわ

最上川の支流で、長さ二一・九キロ、流域面積一一七平方キロ。朝日山地の大朝日岳東斜面を源流とし、朝日町中央部を東流して同町松程まつほどで最上川に合流する。朝日鉱泉までの上流部は一〇分の一以上の急勾配で、立木たてきまでの中流部でも勾配は五〇分の一であり、河流は深い峡谷をつくる。下流部は一〇〇分の一以下の勾配となって、河岸段丘が形成される。河川名は朝日山地から流下することによる。近世には立木川とよばれた。立木村木川きがわは湯殿山参詣行者の通行路として開かれた道智どうち通にあり、鮎貝あゆかい(現西置賜郡白鷹町)大井沢おおいさわ(現西川町)とのほぼ中間点である。天保二年(一八三一)立木村ほかの者が木川間道に大木をおき、立木川に架かる橋を落して道路を閉鎖した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「朝日川」の解説

あさひかわ【朝日川】

山形日本酒。酒名は、朝日連峰より流れる清流・朝日川に由来し、清らかでおいしく、愛される酒であるようにとの願いを込めて命名大吟醸酒吟醸酒純米酒本醸造酒がある。平成9、11、18、22年度全国新酒鑑評会金賞受賞。原料米は山田錦美山錦など。仕込み水は寒河江(さがえ)川の伏流水蔵元の「朝日川酒造」は嘉永元年(1848)創業。所在地は西村山郡河北町谷地。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「朝日川」の解説

朝日川

山形県、朝日川酒造株式会社の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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