出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
真世話物(まぜわもの)とも。歌舞伎戯曲の世話物の一区分。純粋な世話物,世話物のなかの世話物という意味で,下層社会の風俗や犯罪を描いた点に特徴があるが,手法は一定しない。生世話物の代表的作者である文化・文政期の4世鶴屋南北は,綯交ぜ(ないまぜ)の手法のなかで市井風俗をどぎつく描写したが,幕末の河竹黙阿弥はこれを美しく様式的に表現した。なお並木五瓶(ごへい)の「五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)」を生世話物の嚆矢とする説がある。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...