出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
真世話物(まぜわもの)とも。歌舞伎戯曲の世話物の一区分。純粋な世話物,世話物のなかの世話物という意味で,下層社会の風俗や犯罪を描いた点に特徴があるが,手法は一定しない。生世話物の代表的作者である文化・文政期の4世鶴屋南北は,綯交ぜ(ないまぜ)の手法のなかで市井風俗をどぎつく描写したが,幕末の河竹黙阿弥はこれを美しく様式的に表現した。なお並木五瓶(ごへい)の「五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)」を生世話物の嚆矢とする説がある。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...