出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
労働者の生活必要度に応じて決定される賃金。年齢、勤続年数、家族構成などを考慮して最低限度の生活を保証しようとするものである。広義には、家族手当、通勤手当、住宅手当などの生活補助手当を含めた賃金をさす。第二次世界大戦後の経済混乱期に、日本の労働組合は、生活できる賃金の獲得という点からこの生活給を強力に要求した。その典型は、生活給部分を基本とし、それに技能給を若干積み上げた賃金体系をつくりあげた電産型賃金に求めることができる。以後、この電産型賃金をモデルとして生活給体系が普及していったが、賃金水準の上昇と、資本による能力給体系の推進に伴って、賃金に占める生活給部分はしだいに低下してきている。
[横山寿一]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新