大宛 (だいえん) Dà yuān
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前2世紀ころより中央アジアのフェルガナ地方に存在したイラン系民族の国家およびその地方に対する漢人の呼称。大宛の原語や意味については諸説がある…
大改革 (だいかいかく) Velikaya reforma
- 改訂新版 世界大百科事典
- クリミア戦争敗北後のロシアで,1860年代前半を中心に皇帝アレクサンドル2世の下で行われた内政面の諸改革の総称。帝政末期の自由主義的歴史家がその…
大饗 (だいきょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 内裏または大臣家で正月に行われた年中行事。二宮大饗,大臣大饗,任大臣大饗などがある。二宮大饗は,正月2日に二宮(后宮,太皇太后,皇太后,中宮…
大祭司 (だいさいし) high priest
- 改訂新版 世界大百科事典
- エルサレム神殿の祭司長。本来ザドク家の出身者に限られていたが,ハスモン・ヘロデ時代以降政争の対象となり,この原則は崩れた。別名〈油注がれた…
大粛清 (だいしゅくせい) Great Purges
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1930年代後半のソ連邦においてスターリンが行ったソ連邦共産党幹部や軍人,知識人,大衆に対するテロルを指し,主として〈西側〉の諸国で用いられる…
大日経 (だいにちきょう) Dà rì jīng
- 改訂新版 世界大百科事典
- 胎蔵界曼荼羅を示して,身・口・意の三密の方便を説き明かす,密教の根本経典の一つ。もと《大毘盧遮那成仏神変加持経》という。中国,唐の善無畏訳…
大会社【だいがいしゃ】
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- 株式会社のうち,資本の額が5億円以上または負債総額が200億円以上の会社をいう。商法特例法で導入され,2005年の会社法(2条)で再定義されたが,…
大検【だいけん】
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- 大学入学資格検定の略称。中学卒業以上の者は誰でも受験でき,合格すれば高校を卒業しなくても大学に進む資格が得られる検定。1951年発足。1992年度…
大雪山【だいせつざん】
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- 北海道中央部にある活火山群。カルデラの御鉢平を囲み,最高峰の旭岳,北鎮岳(2244m),白雲岳(2230m)などがある。地質は古生層,花コウ岩,第三…
大山寺【だいせんじ】
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- 鳥取県大山町にある天台宗の寺。大仙寺とも書く。奈良時代に金蓮(こんれん)が開創。円仁が丈六の地蔵菩薩をまつり,堂宇を建立した。中世以後,修験…
大発生【だいはっせい】
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- 生物,一般には動物が急激に増殖して個体数が著しく増大すること。トノサマバッタ(飛蝗(ひこう)),ウンカ,ニカメイガ,アメリカシロヒトリ,イチ…
プリニウス[大]【プリニウス】
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- ローマ帝政期の軍人,政治家,学者。海外領土の総督を歴任するかたわら文献を集め,著した《博物誌》37巻は,動物・植物・鉱物・地理・天文・医学・…
大日平【だいにちだいら】
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- 富山県立山町,大日岳の南西に位置する溶岩高原。もともとは南東に隣接する弥陀ヶ原の一部であったが,称名川の浸食によって断絶された。弥陀ヶ原同…
大智浩 (おおち-ひろし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1908-1974 昭和時代のグラフィック-デザイナー。明治41年8月10日生まれ。戦後,出光(いでみつ)興産のマークのデザインなどを制作,理論派としても知…
大枝山【おおえやま】
- 百科事典マイペディア
- →老ノ坂/大枝山関
大鏡【おおかがみ】
- 百科事典マイペディア
- 平安後期成立の歴史物語。《世継物語》とも。作者不詳。文徳天皇から後一条天皇の代まで(850年―1025年)のことを大宅世継(おおやけのよつぎ)と夏山…
大淀川【おおよどがわ】
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- 宮崎県南端の山地に発し,都城(みやこのじょう)盆地で各支流と合流して北流,中流部で東流し日向灘(ひゅうがなだ)に注ぐ川。長さ107km,流域面積2230…
おお‐まちがい〔おほまちがひ〕【大間違い】
- デジタル大辞泉
- 1 大きな失敗や事故。2 考え・理解・認識などが、事実と大きく違っていること。「何でも思いどおりになると思ったら大間違いだ」
だいこうずい【大洪水】[書名]
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈フランス〉Le Déluge》ル=クレジオの長編小説。1966年刊。万物の死の予感から逃れようとしてさまよう青年の13日間を描く。
おおなわ‐とび〔おほなは‐〕【大縄跳び】
- デジタル大辞泉
- 複数人で行う縄跳び。長縄の両端を二人で持って回し、その間を他の者が跳ぶもの。長縄跳び。
おおわき‐だに〔おほわき‐〕【大涌谷】
- デジタル大辞泉
- ⇒おおわくだに(大涌谷)
だいフーガ【大フーガ】
- デジタル大辞泉
- 《原題、〈ドイツ〉Große Fuge》ベートーベンの弦楽四重奏曲。変ロ長調。1825年から1826年にかけて作曲。ルドルフ大公に献呈。弦楽四重奏曲第13番の…
げんすん‐だい【原寸大】
- デジタル大辞泉
- 実物と同じ大きさであること。「原寸大の模型」
いば‐だい【茨大】
- デジタル大辞泉
- 「茨城大学」の略称。
おお‐つちぐも〔おほ‐〕【大土蜘=蛛】
- デジタル大辞泉
- クモ目オオツチグモ科に属する大形のクモの総称。南北アメリカ・アフリカ・東南アジア・オーストラリアに広く生息し、俗にタランチュラと呼ばれる。…
がん‐だい【岩大】
- デジタル大辞泉
- 岩手大学の俗称。
とみ‐だい【富大】
- デジタル大辞泉
- 富山大学の俗称。
のうこう‐だい【農工大】
- デジタル大辞泉
- 「東京農工大学」の略称。
ふく‐だい【福大】
- デジタル大辞泉
- 「福井大学」「福岡大学」「福島大学」「福山大学」の略称。
まつ‐だい【末大】
- デジタル大辞泉
- 末端の方が大きいこと。
ふう‐だい【風大】
- デジタル大辞泉
- 仏語。四大しだい・五大・六大の一。風という要素。ものの動きを生長させる作用をもつ。
おお‐あきない〔おほあきなひ〕【大商い】
- デジタル大辞泉
- 1 手広い商売。また、取引額の大きい商売。「この年一番の大商い」⇔小商い。2 取引で、売買高(出来高)が大きいこと。⇔薄商い。
おおい〔おほい〕【大い】
- デジタル大辞泉
- 《「おお(大)き」の音変化》[形動ナリ]1 大きいさま。「―なる木どものもとに車を立てたれば」〈枕・一四二〉2 程度のはなはだしいさま。状態が…
おお‐いちざ〔おほ‐〕【大一座】
- デジタル大辞泉
- 1 多人数の興行の一団。2 多人数の集まり。特に、遊里・宴会などでの多人数の客。「毎晩のように忘年会の―があって」〈鴎外・心中〉
おお‐うなばら〔おほ‐〕【大海原】
- デジタル大辞泉
- 広々とした海。大海。[類語]海・海洋・大洋・大海・海原・領海・公海・青海原・内海うちうみ・内海ないかい・外海そとうみ・外海がいかい・わたつみ…
おお‐おんな〔おほをんな〕【大女】
- デジタル大辞泉
- 体格が普通より大きな女。⇔小女こおんな。
おおかわ‐ぐち〔おほかは‐〕【大川口】
- デジタル大辞泉
- 大きな川が、海や湖に注ぐ所。
おお‐くび〔おほ‐〕【大▽領/×衽】
- デジタル大辞泉
- 袍ほう・直衣のうし・狩衣かりぎぬなどの前襟。おくび。
おお‐けいず〔おほケイヅ〕【大系図】
- デジタル大辞泉
- 諸氏の系図を集大成したもの。「尊卑分脈」など。
おお‐げば〔おほ‐〕【大下馬】
- デジタル大辞泉
- 1 城や社寺の正門の前に、下馬のしるしに置いた大きな石または木。2 江戸城大手門外の下馬所。
おお‐ごうし〔おほガウシ〕【大格子】
- デジタル大辞泉
- 1 太い角材で組んだ格子。また、間を大きくあけて組んだ格子。⇔小格子。2 江戸吉原で、最も格式の高い遊女屋。大籬おおまがき。総籬そうまがき。⇔…
おお‐こうもり〔おほかうもり〕【大蝙=蝠】
- デジタル大辞泉
- 翼手目オオコウモリ科の哺乳類の総称。体長約30センチのものが多い。日本にはエラブオオコウモリ・オガサワラオオコウモリなどがいる。目が大きく、…
おお‐ごし〔おほ‐〕【大腰】
- デジタル大辞泉
- 1 柔道・相撲の技の一。相手のからだ全体を、自分の腰の上にのせるようにしてひねって投げる。2 女房装束で、裳もの上端、後ろ腰に当てる部分。
おお‐さび〔おほ‐〕【大×皺】
- デジタル大辞泉
- 烏帽子えぼしの表面につけた、しわの大きいもの。
おお‐じだい〔おほ‐〕【大時代】
- デジタル大辞泉
- [名・形動]1 「大時代物」の略。2 古めかしく大げさで時代遅れなこと。また、そのさま。「大時代なせりふ」
おお‐せっき〔おほ‐〕【大節季】
- デジタル大辞泉
- 《「おおぜっき」とも》年末。大みそか。《季 冬》「大坂の―、よろづ宝の市ぞかし」〈浮・胸算用・一〉
おお‐だい〔おほだひ〕【大×鯛】
- デジタル大辞泉
- マダイの別名。
おお‐つうじ〔おほ‐〕【大通事/大通詞】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、長崎に置かれた通訳官兼商務官である唐通事・オランダ通詞の長。
おお‐てんじょう〔おほテンジヤウ〕【大天井】
- デジタル大辞泉
- 取引相場で、ある期間にいくつかできる高値の中で最も高い値段。「株価は大天井を付ける」→大底おおぞこ
おお‐どう〔おほ‐〕【大胴】
- デジタル大辞泉
- 大鼓おおつづみのこと。