「三国志」の検索結果

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【箕股】きこ

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箕踞。〔三国志、魏、管寧伝注に引く高士伝〕管、越より歸るにび、常に一木榻に坐す。積むこと五十餘年、未だ嘗(かつ)て箕股せず。其の榻上の膝を當…

【邪】いんじや

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みだりがわしいこと。〔三国志、呉、陸凱伝〕先~左右にの色を置かず、後に曠積の女無し。今中宮、もて數ふるも、嬪に備へず。外に鰥夫(くわんふ)多…

【稜威】りようい(ゐ)

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威光。威勢。〔三国志、魏、武帝記〕(魏公に封ずる策)陽(きやう)の役に、橋(きやうすい)首を授け、稜威南に(ゆ)き、(袁)以て隕潰(ゐんくわい)す…

【遼来】りよう(れう)らい

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小児がくのをやめさせる語。れろれろ。〔三国志、魏、張遼伝〕數(しばしば)戰功り、裨將軍にる。〔〕江東の小兒くときは、之れを怖れしめて、來來と…

【喩指】ゆし

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言いきかせる。さとらせる。〔三国志、蜀、黄忠伝〕馬(超)・張(飛)はきに在り、親しく其の功を見る。ほ喩指すべし。關(羽)遙かに之れを聞く、…

十七史

とっさの日本語便利帳
中国の歴史書。▽『史記』、『漢書』、『後漢書』、『三国志』、『晋書』、『宋書』、『南斉書』、『梁書』、『陳書』、『北魏書』、『北斉書』、『周…

【遵脩】じゆんしゆう(しう)

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従いおさめる。〔三国志、蜀、二主妃子、劉理伝〕理を立てて梁王と爲す。策して曰く、小子理、(われ)の序を統承し、天命に祗順し、典秩に脩す。爾(な…

【将略】しよう(しやう)りやく

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用兵の謀。〔三国志、蜀、諸亮伝〕用兵(をさ)めず、(しばしば)其の武をやかす。然れども亮の才、戎を治むに於て長と爲し、奇謀を短と爲す。理民の(…

【超世】ちよう(てう)せい

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時代をこえる。〔三国志、魏、武帝紀評〕太、籌を(めぐ)らし謀を演(の)べ、宇を鞭撻(べんたつ)し、~克(よ)く洪業をせり。~抑(ある)いは非常の人、…

【撤兵】てつぺい

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兵を引きあげる。〔三国志、呉、呂伝〕()に篤しとす。乃ち露檄(ろげき)(無封の布告)してを召しらしむ。~(関)果して之れを信とし、稍(やうやく…

【礼賜】れいし

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殊遇を以て賜う。〔三国志、魏、曹休伝〕を征す。~休、深く入り、戰ひ利あらず。~上書して罪を謝す。~慰して、禮賜すること(さか)んなり。休、此…

【某甲】ぼうこう(かふ)

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なにがし。(いみな)などを避けていう。〔三国志、魏、崔伝注に引く魏略〕(許攸)至りて太の小字を呼びて曰く、某甲、(けい)(汝)、我を得ざれば、…

【使駅】しえき

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宿場で文書を伝達する。通訳。〔三国志、呉、綜伝〕頗(すこ)しく中國の罪人をして其のに雜居せしめ、稍(やや)(次第に)書を學ばしめ、粗(ほ)ぼ言語…

【経歴】けいれき

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経過する。〔三国志、魏、東夷伝〕氏にびて張騫をはして西域にせしめ、河源を窮め、國を經し、にを置きて之れを領す。然る後、西域の事存す。故に官…

【闊】そかつ(くわつ)

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おおまか。〔三国志、魏、崔林伝〕林、議して曰く、官の考課を案ずるに、其の備はれり。~以爲(おも)へらく、今の制度は、闊と爲さず。惟だ一を守り…

や‐ぐち【矢口】

デジタル大辞泉
1 狩り場の口開けに、初めて矢を射ること。また、そのときにする神事や儀式。「其所に於て山神―等を祭らる」〈吾妻鏡・一三〉2 矢で射られた傷口。…

ら‐かんちゅう(‥クヮンチュウ)【羅貫中】

精選版 日本国語大辞典
中国元末・明初の文人。名は本、貫中は字。号湖海散人。山西太原の人。「三国志演義」「隋唐演義」「平妖伝」などの通俗小説や戯曲などを多く書き、…

【偵候】ていこう

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敵状をうかがう。〔三国志、魏、牽招伝〕招、に民に戰陳(陣)をへ、表して烏丸五百餘家の租を復し、鞍馬を備へ、く偵候を(おく)らしむ。、塞を犯す…

【白眉】はくび

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白い眉。最もすぐれたもの。〔三国志、蜀、馬良伝〕兄弟五人、竝(とも)に才名り。里之れがを爲して曰く、馬氏の五常、白眉最も良しと。良、眉中に白…

【評論】ひよう(ひやう)ろん

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批評する。〔三国志、魏、李通伝注に引く王隠の晋書〕(阮籍)(つね)に之れと言ふ。言、玄にぶも、未だ曾(かつ)て時事を論し、人物を臧否(ざうひ)(…

节本 jiéběn

中日辞典 第3版
[名]抄本.抜粋本.~《三国演义Sānguó yǎnyì》/ダイジェスト版『三国志演義』

【魁頭】かい(くわい)とう

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何もかぶらない。科頭。〔三国志、魏、東夷伝、韓〕其の人、性彊、魁頭露(ろかい)(結髪のまま)、兵(けいへい)の如く、布袍を衣(き)、足に革(かくき…

【闇誦】あんしよう

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そらんじる。〔三国志、魏、王粲伝〕初め粲、人と共に行き、邊のを讀む。人問うて曰く、(けい)能く闇誦するかと。曰く、能くすと。因りて背して之れ…

【誕育】たんいく

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生み育てる。〔三国志、魏、武帝紀〕(魏公と為す策命)乃ち天衷を誘(いざな)ひ、丞相をし、我が皇家を保乂し、弘く艱を救へり。實に之れに(よ)る。…

【惰游】だゆう(いう)

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なまけ遊ぶ。〔三国志、魏、王朗伝注に引く魏名臣奏〕時の虎林五營の兵び衞士、(あは)せ合して且(まさ)に人ならんとすと雖も、或いは賈惰游の子弟、…

【隻立】せきりつ

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孤立。一人生きる。〔三国志、蜀、郤正伝〕少(わか)くして死し、母嫁するを以て、單(たんけい)隻立す。而れどもに安んじ學を好み、く(古典)を覽、…

【叙録】じよろく

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順序をたてて記録する。〔三国志、呉、瑩伝〕(右国史華覈の上)臣聞く、五三王、皆官を立て、功美を敍し、之れを無窮に垂る。の時司馬・班固、咸(こ…

【信誓】しんせい

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真心で誓う。〔三国志、魏、杜恕伝〕布衣のに、ほ信誓を務めて水火を蹈み、知己に感じて肝膽を披(ひら)き、聲名に徇(したが)ひて義を立つるり。~(し…

【淆雑】こう(かう)ざつ

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入りまじる。〔三国志、呉、張温伝〕(曁)(きえん)、性狷、好んで議を爲す。時のの混濁淆雜にして、多く其の人に非ざるを見、臧否(ざうひ)(善悪)…

【隕】こういん(ゐん)

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死ぬ。〔三国志、魏、張既伝〕故(もと)の涼洲刺張、能く民を容れ衆を畜(やしな)ひ、群羌をして土(くに)に歸せしむ。國の良臣と謂ふべし。不幸にして…

【債家】さいか

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貸主。債権者。〔三国志、呉、潘伝〕性、にして酒を嗜(この)む。に居り、好んで(しやこ)(酒のつけ買い)す。債家門に至るときは輒(すなは)ち言ふ、…

【字養】じよう(やう)

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やしない育てる。〔三国志、魏、曹真伝注に引く皇甫謐の列女伝〕司馬宣王、(令女が曹氏の後なきを憂うるを)聞きて之れを嘉(よみ)し、乞子字して、…

【儒官】じゆかん(くわん)

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儒学を以て仕える官。〔三国志、魏、明帝紀〕(太和二年六月詔)儒をび學を貴ぶは、王の本なり。頃(このごろ)より儒官或いは其の(適任の)人に非ず…

【重険】ちようけん

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要害のところ。〔三国志、蜀、芝伝〕蜀に重險の固めり、に三江の阻り。此の二長を合はせ、共に脣齒(しんし)を爲さば、みては天下をすべく、きては鼎…

【焚如】ふんじよ

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焚くさま。のち焚刑をいう。〔三国志、魏、文帝紀〕喪亂以來、氏の陵發掘せざる無し。乃ち玉匣金鏤を燒取し、骸骨、せ盡すに至る。是れ焚如の刑なり…

【躄疾】へきしつ

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あしなえ。〔三国志、呉、陸績伝〕出でて鬱林(うつりん)の太守と爲り、將軍を加へられ、兵二千人を給せらる。績、に躄疾り、は儒に存す。其の志に非…

【括】ほうかつ(はうくわつ)

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つつみこむ。〔三国志、蜀、諸亮伝〕此の時に當り、亮の素志は、みては驤(りゆうじやう)虎して、四を括せんと欲し、きては邊疆を跨陵(こりよう)し、…

【避就】ひしゆう(しう)

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去就。〔三国志、魏、王肅伝注に引く魏略〕太和・中に至りて、中外事多く、人就を懷(おも)ふ。性、學を解するに非ずと雖も、多く求めて太學に詣(いた…

【綏寧】すいねい

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安定させる。〔三国志、魏、王基伝〕嘉以來、累(しき)りにり。當今の務めは、稷(しやしよく)(国家)を鎭安し、百姓を綏するに在り。未だ宜しく衆を…

【正室】せいしつ

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正妻。〔三国志、魏、鍾会伝、裴松之〕鍾(しようえう)、時に老いたり。而れども方(まさ)に正室をる。蓋(けだ)し禮(礼記、曾子問)に云ふの、宗子七…

【船艦】せんかん

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軍船。〔三国志、呉、周瑜伝〕瑜の部將蓋曰く、今寇は衆(おほ)く我は寡(すく)なし。與(とも)に久を持しし。然れども(曹)操の軍の艦をるに、首尾相…

【疾呼】しつこ

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はげしく呼ぶ。〔三国志、呉、程普伝〕(孫)策、嘗(かつ)てを攻め、大いに圍まる。普、一騎と共に策を扞(へいかん)(防ぎ守り)し、馬を驅(か)りて…

【奢恣】しやし

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ぜいたくでほしいまま。〔三国志、呉、華覈伝〕(上)兵民の家すらほ復(ま)た俗をひ、に石(たんせき)の無きも、出づるに綾綺(りようき)のり。富賈販…

【三余】さんよ

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余暇。〔三国志、魏、王粛伝注に引く魏略〕善く老子を治む。~從ひ學ぶ云ふ、日無きにすと。言ふ、當(まさ)に三餘を以てすべし。~はの餘なり、夜は…

【局量】きよくりよう(りやう)

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心の大きさ。器量。〔三国志、蜀、黄権伝〕(魏の)、の局量るを察し、試みて之れをかさんとし、~馬馳、に錯せしむ。官屬侍從、碎魄せざる(な)し。…

【係仰】けいぎよう(ぎやう)

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慕い仰ぐ。〔三国志、魏、陳思王植伝の注に引く典略〕侍せざること數日ならば、年載に彌(わた)るが(ごと)し。豈(あ)に獨り愛することのんにして、係…

呂蒙 りょもう (178―219)

日本大百科全書(ニッポニカ)
中国、後漢(ごかん)末、孫権(そんけん)の武将。字(あざな)は子明(しめい)。汝南(じょなん)郡富陂(ふうひ)県(安徽(あんき)省阜南(ふなん)県)の人。…

【乗除】じようじよ(ぢよ)

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かけ算と、わり算。〔三国志、呉、趙達伝〕曰く、~此の妙、頭乘尾除、一算の法、子にも相ひ語(つ)げず。然れども子(し)の篤好まざるを以て、今眞に…

【部曲】ぶきよく

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郷村の組の組織。軍の部隊。また、私有の軍。所管の奴婢。〔三国志、魏、伝〕、景王(司馬師)に言ひて曰く、孫に沒し、大臣未だ附かず。の名宗大族…

【鎮戍】ちんじゆ

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駐屯して守備する。〔三国志、呉、陸凱伝〕右國覈、(陸)を表して曰く、は體質方剛、幹彊固なり。~夫(そ)れ夏口はの衝なり。宜しく名將をび、以て…

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放射冷却

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