べんべら‐もの【べんべら物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ぺらぺらした絹物。[初出の実例]「羽二重をべんべらものとおやぢいい」(出典:雑俳・柳多留‐二二(1788))
鶉衣 (うずらごろも)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 俳文集。横井也有(やゆう)著。四方山人序。〈前編〉(1787),〈後編〉(1788),〈続編〉〈拾遺〉(1823)各3冊ずつ12分冊として刊行されたが,後…
くしゃく‐だな【九尺店】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =くしゃくにけん(九尺二間)[初出の実例]「浮世哉壺中の意味を九尺店」(出典:雑俳・ももの日(1704))「小梅代地に九尺店、酒蒸し煙…
しお‐さい(しほ‥)【潮際・潮前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しおさいふぐ(潮際河豚)」の略 )① =しょうさいふぐ(潮際河豚)[初出の実例]「鰒(ふぐ)は毒じゃとて、しほさいをしてやると同じ事…
き‐りつ【規律・紀律】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人の行為の規準となるもの。法則。おきて。法(のり)。[初出の実例]「律は即律令の律にして法律といひ紀律(キリツ)といふ」(出典:授業編…
竹村本五郎
- 朝日日本歴史人物事典
- 生年:生没年不詳 明治16(1883)年農務局から刊行され,日本塩業に影響をおよぼした明治期初の翻訳塩業書『費氏塩録』の翻訳者。原典L.Figuier《Les me…
カールテオドール‐ばし【カールテオドール橋】
- デジタル大辞泉
- 《Karl-Theodor-Brücke》ドイツ南西部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市、ハイデルベルクにある、ライン川の支流ネッカー川に架かる石造橋。1786…
じき‐げ(ヂキ‥)【直下】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 真下。すぐ下。ちょっか。また、即座。「に」を伴って副詞的に用いることが多い。[初出の実例]「直下(ぢきげ)に第二人なきことをしるべし…
がく‐りゅう(‥リウ)【学流】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学問上の流派、伝統。また、それぞれの流派に属する学問。[初出の実例]「弁論を好む学流の習はし」(出典:太平策(1719‐22))「他の学流…
せんちゅうわみょうるいじゅしょう〔センチユウワミヤウルイジユセウ〕【箋注倭名類聚鈔】
- デジタル大辞泉
- 江戸後期の、「倭名類聚鈔」の注釈書。10巻。狩谷棭斎かりやえきさい著。文政10年(1827)成立。明治16年(1883)刊。異本を校合きょうごうし、和漢…
むぎいち
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 鹿児島の麦焼酎。低温発酵、低温蒸留で仕上げたマイルドタイプの焼酎。原料は麦、麦麹。アルコール度数25%。蔵元の「小正醸造」は明治16年(1883)創…
と‐ろん【徒論】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なんら得るところのない、むだな議論。空論。[初出の実例]「之を実際に施す時は、到底行はれざることにて、全く紙上の徒論なり」(出典:…
すめら‐みくに【皇御国】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天皇が統治する国。皇国。日本。すべらみくに。[初出の実例]「すめらみくにのもののふは、いかなる事をか、つとむべき」(出典:唱歌・皇…
ぐん‐か(‥クヮ)【軍靴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 軍隊用のくつ。戦闘に耐えられるよう頑丈に造った靴。編上靴、長靴などがある。[初出の実例]「同地鎮台の軍靴を製造しけるに」(出典:朝…
じゆう‐みんけん(ジイウ‥)【自由民権】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人民の自由と権利。[初出の実例]「即今県下にて自由民権の説を唱ふる者は県会議員、新聞記者并に免職官員の類にて」(出典:自由新誌‐明治…
三浦 第二郎 ミウラ ダイジロウ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の林学者 盛岡高農教授。 生年明治16(1883)年8月 没年昭和9(1934)年3月6日 出身地石川県 経歴岐阜農林学校などを経て、大正7年盛岡高…
しょう‐きん(セウ‥)【銷金】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 金属を溶かすこと。また、溶かした金属。〔参同契‐流珠金華章〕② 文様に金箔を散らすこと。〔避暑漫抄〕③ 金銭を浪費すること。
【銷患】しようかん
- 普及版 字通
- 患をのぞく。字通「銷」の項目を見る。
【銷閑】しようかん
- 普及版 字通
- 閑つぶし。字通「銷」の項目を見る。
【銷金】しようきん
- 普及版 字通
- とかす。字通「銷」の項目を見る。
おっせん・す
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行特活 〙 =おっせえす[初出の実例]「けふのあすのとおっせんしてはあんまりきうでとくしんさせるまがおざんせん」(出典:洒落本・青楼…
竹本筆太夫(2代) (たけもと-ふでたゆう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1801 江戸時代中期-後期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。義太夫節。初代の門弟で,初代竹本住太夫とともに大坂にゆき,天明3年(1783)竹本座に出演。初代…
き‐だい【寄題】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 実際にその場所に出かけたり、実物を見て詠(よ)むのではなく、指定された題に寄せて詩歌を作ること。また、その作品。[初出の実例]「寿賀…
き‐やす【気安】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 気楽な気持でいる様子。[初出の実例]「女房も夫の心底を汲取て〈略〉及ばぬながらも少の事は御手伝致そふといへば、夫も快く…
て‐どお・い(‥どほい)【手遠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]てどほ・し 〘 形容詞ク活用 〙 手許から遠い。遠くて手がとどかない。かけ離れている。〔文明本節用集(室町中)…
せい‐けつ【猩血】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「せい」は「猩」の漢音 )① 猩猩(しょうじょう)の血。② 赤い色のたとえ。[初出の実例]「猩血風薫初借レ色、雞冠霜落尚方レ花」(出典:…
にひゃく‐はつか【二百二十日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 立春から数えて二二〇日目に当たる日。九月一一日頃で、二百十日と同様、この頃は台風の襲来が多いので厄日として警戒される。《 季語・…
发售 fāshòu
- 中日辞典 第3版
- [動]売る.発売する.~纪念邮票yóupiào/記念切手を発売する.
邮售 yóushòu
- 中日辞典 第3版
- [動]通信販売をする.
售货 shòu//huò
- 中日辞典 第3版
- [動]商品を売る.
【售世】しゆうせい
- 普及版 字通
- はやる。字通「售」の項目を見る。
あか‐ぞう(‥ザウ)【赤蔵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① めくりカルタの出来役の一種。赤七・赤八・赤九をそろえること。また、それらがそろった一組。赤花。[初出の実例]「手は赤蔵になりけれ…
うま【馬】 の 足((あし))
- 精選版 日本国語大辞典
- 芝居で使う張り子の馬の中にはいって脚の役をする者。また、その役。それが端役であるところから、下級の役者をあざけっていうのにも用いる。馬役者…
けいよう‐じ【形容字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物音や音声などをまねた語音にあてられた漢字。[初出の実例]「凡文字には形容字とて物の音をかたどりたる字あり。華人は其の音を聞て其の…
ごめん‐げた【御免下駄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 畳付きの楕円形の駒下駄の称。草履(ぞうり)常用の禁中で、雨天のときだけはくことを許されたところからいう。ごめん。[初出の実例]「さる…
油杜氏煉方 (あぶらのとうじ-ねりかた)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の狂歌師。江戸数寄屋橋で煉油(調髪用油)をあきなう宇の丸屋の主人。四方(よも)側の社中。天明3年(1783)刊「万載狂歌集」に作品が…
せい‐れい【性霊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 霊妙な心。たましい。[初出の実例]「方円修短之質、性霊群分」(出典:本朝文粋(1060頃)三・論運命〈大江朝綱〉)「中郎は詩を性霊に発し…
い‐び(ヰ‥)【萎靡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) しおれて、ぐったりすること。おとろえること。退廃的になること。また、そのさま。[初出の実例]「詩賦に於ても、六朝委靡…
とうきょう‐じん(トウキャウ‥)【東京人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 東京で生まれ育った人。とうけいじん。[初出の実例]「東京人は浮薄にして敬神の心厚からず」(出典:動物進化論(1883)〈石川千代松訳〉…
とうだい‐せん【灯台船】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =とうせん(灯船)[初出の実例]「前号にも掲げし如く横浜港口の燈台船沈没せしにつき」(出典:自由新聞‐明治一六年(1883)五月一九日)
さいかち‐むし【莢虫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( サイカチの木によくいるところから ) 兜虫(かぶとむし)。さいかしむし。《 季語・夏 》[初出の実例]「さいかち虫の飛ことを子はしらず…
惟宗直本 これむねなおもと
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 平安時代初期の明法博士。もとの姓は秦公 (はたのきみ) 。元慶7 (883) 年惟宗朝臣と改姓。清和天皇から醍醐天皇にいたる5代の天皇に仕えた。編書に『…
がい‐しん(グヮイ‥)【外信】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 海外から送られる論評、ニュースなど。[初出の実例]「昨日の外信欄内なる仏国安南和親条約と題せる条即是なり」(出典:東京日日新聞‐明治…
ぎん‐わん【銀椀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀製、または銀色の椀。[初出の実例]「酒及二数杯一。別賜二御余枇杷子一銀鋺一」(出典:日本三代実録‐元慶七年(883)五月三日)[その他…
ななとこ‐がり【七所借】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ななところがり(七所借)[初出の実例]「ヘイ、七所借(ナナトコガリ)をいたしましても、きっと持って参じまする」(出典:歌舞伎・今文…
か‐じゅ【遐寿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「遐」は、はるか遠いの意 ) 長寿。[初出の実例]「太子奏曰。児相二天体一遐寿不レ延。代レ兄践レ祚。願施二仁徳一」(出典:聖徳太子伝…
しば‐しば
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 しきりにまばたきするさまを表わす語。しぱしぱ。[初出の実例]「月を見したくや藻塩のけぶたさにめをしはしはと須磨の浦人」(出典:職人…
せん‐たく【遷謫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 罪によって、官位を下げ辺鄙(へんぴ)な地においやること。謫遷。しまながし。〔色葉字類抄(1177‐81)〕[初出の実例]「万里荒外の地へ遷…
生駒元珉 (いこま-げんみん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1788 江戸時代中期の医師。生駒元説の子。京都の人。天皇の侍医をつとめ,法印となった。天明8年5月9日死去。名は光長。号は君石。著作に「本草秘…
かいせきりきがく【解析力学】
- デジタル大辞泉
- 《〈フランス〉Méchanique analitique》イタリア生まれのフランスの数学者、ラグランジュの著作。1788年刊行。後の力学の発展に大きな影響を与えた。