さんろう‐ごこう(サンラウゴカウ)【三老五更】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国、周代の制度。天子が長老を父兄の礼をもって養い、それによって天下に孝悌を示したもの。その人数については、三老、五更を各一人と…
さん【三】 の 図((ず))
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 馬のしりの上部、腰に当たる所を三頭(さんず)というところから ) 人のしりの上部。[初出の実例]「かれらが行先を見とどけんと尻を三図(サンノヅ)ま…
いちねん‐さんぜん【一念三千】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。人の平常持ち合わせている心に、三千という数に表現された全宇宙の事象が備わっているとする天台宗の基本的な教義。[初出の実例]「…
いっとう‐さんらい(イッタウ‥)【一刀三礼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏像を彫刻するとき、信仰の心をこめて、一刻みするたびに三度礼拝すること。転じて、仏像を彫刻する態度が敬虔(けいけん)であること。一…
三国道成寺 さんごく どうじょうじ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演享保11.盆(江戸・市村座)
三蓋松 (通称) さんがいまつ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題千歳蔵三蓋松初演享保10.11(京・嵐十次郎座)
中富三大臣 なかとみ さんだいじん
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者英露鳥 ほか初演宝暦3.11(大坂・市村佐野八座)
安政三組盃 あんせい みつぐみのさかずき
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。作者河竹新七(3代)初演明治26.1(東京・歌舞伎座)
三ます名古屋 みますなごや
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演正徳5.7(江戸・中村座)
三人生酔 (通称) さんにんなまよい
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題節句遊恋の手習 など初演天保4.6(江戸)
三人吉三 (通称) さんにんきちざ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題三人吉三廓初買 など初演万延1.1(江戸・市村座)
三人道成寺 さんにん どうじょうじ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明治35.12(京都・明治座)
おその六三 おその ろくさ
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演天保7.2(江戸・市村座)
第三世界 だいさんせかい Third World
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アジア,アフリカ,ラテンアメリカの発展途上国のこと欧米では,アメリカ・西欧の先進諸国を第一世界,ソ連・東欧の社会主義諸国を第二世界,第二次…
三足土器 さんそくどき
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国の新石器時代に作られた3本足の調理用土器鬲 (れき) (穀物を蒸す)・鼎 (てい) (物を煮る)が代表的なものである。灰陶や黒陶が主で,彩陶に…
十三経 じゅうさんけい
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 経書と呼ばれる13種の儒学の古典『周易 (しゆうえき) (易経)』『尚書 (しようしよ) (書経)』『毛詩 (もうし) (詩経)』『周礼 (しゆらい) 』『…
三塩化リン サンエンカリン phosphorus trichloride
- 化学辞典 第2版
- [別用語参照]塩化リン
三酸化クロム サンサンカクロム chromium trioxide
- 化学辞典 第2版
- CrO3(99.99).酸化クロム(Ⅵ),無水クロム酸ともいう.酸化クロム(Ⅲ)の高圧酸素による酸化,または二クロム酸カリウムの濃水溶液に濃硫酸を加えて得ら…
三酸化テルル サンサンカテルル tellurium trioxide
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]酸化テルルの【Ⅲ】
三酸化モリブデン サンサンカモリブデン molybdenum trioxide
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]酸化モリブデンの【Ⅲ】
三塩化アンチモン サンエンカアンチモン antimony trichloride
- 化学辞典 第2版
- [同義異語]塩化アンチモンの【Ⅰ】
三成分系 サンセイブンケイ three-component system
- 化学辞典 第2版
- 相平衡において独立な成分の数が3である系.相律に従えば,この系の最大自由度は4であるが,凝縮系で圧力を一定とすれば,一定温度では自由度は2とな…
三次反応 サンジハンノウ third order reaction
- 化学辞典 第2版
- 反応次数が3になる反応.反応式をA + B + C = Pとすれば,Pの生成速度vは次式で表される.ここで,kは速度定数,a,b,cはA,B,Cの初期値,xはP…
操三番 (通称) あやつりさんば
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題操三番叟 など初演嘉永6.2(江戸・河原崎座)
嬶三人 かかあさんにん
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明治40.10(東京・演妓座)
てんだい‐さんえ(‥サンヱ)【天台三会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =てんだいしゅうさんえ(天台宗三会)
sań-máímé, さんまいめ, 三枚目
- 現代日葡辞典
- 【G.】 O (papel de) bobo;o a(c)tor có[ô]mico.~ o enjiru|三枚目を演じる∥Representar o [Fazer papel de] bobo.[S/同]Dṓ…
muné-sánzun, むねさんずん, 胸三寸
- 現代日葡辞典
- O 「meu」 ínitimo.Banji watashi no ~ ni aru|万事私の胸三寸にある∥Eu é que decido [Tudo depende do que eu quiser].
三国湊 みくにみなと
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 日本海沿岸の港町で,現在の福井県坂井郡三国町中世,興福寺領河口・坪江庄の年貢・産物の搬出港として発達。戦国時代,北陸の物資輸送の要港となり…
三葉葵 みつばあおい
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 徳川家の家紋。
三代格式 さんだいきゃくしき
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 平安前期に編纂された3格式の総称『弘仁格式』『貞観格式』『延喜格式』のこと。式は弘仁式の一部と延喜式が現存。格は『類聚三代格』によってほぼ…
三代集 さんだいしゅう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 平安時代,『古今和歌集』『後撰和歌集』『拾遺和歌集』の3勅撰和歌集の総称藤原定家の歌論書『詠歌大概』に「詞は三代集を出づるべからず」とあり…
三度飛脚 さんどびきゃく
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,毎月3度江戸と上方の間を往復した町飛脚東海道を6日で走ったので「定六 (じようろく) 」ともいう。
四木三草 しぼくさんそう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代の商品作物で,民間必需のもの四木とは桑・漆 (うるし) ・茶・楮 (こうぞ) ,三草は麻・藍・紅花 (べにばな) 。各藩で栽培を奨励し,藩営専…
元三大師 がんさんだいし
- 旺文社日本史事典 三訂版
- ⇨ 良源
各務鉱三 かがみこうぞう (1896―1985)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ガラス工芸作家。岐阜県生まれ。東京高等工芸学校を卒業して1920年(大正9)に入所した満鉄窯業試験所時代に早くもガラス工芸に手を染め、27年(昭和…
さんぎょうこうこく 三行広告
- 小学館 和伊中辞典 2版
- (breve) inserzione(女)
さんじゅうし 三銃士
- 小学館 和伊中辞典 2版
- (アレクサンドル・デュマの小説)I tre moschettieri(男)[複]
法三章
- 故事成語を知る辞典
- 法律がとても簡単で、むやみに人々を罰しようとしない政治のたとえ。 [使用例] 昔の奉行は、いまの警視総監よりもさらに権力が強く、法三章な概念で…
地方三役 じかたさんやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 村方(むらかた)三役ともいう。江戸時代の村役人で、名主(なぬし)(庄屋(しょうや))、組頭(くみがしら)(年寄(としより)、長百姓(おとなびゃくしょう…
三階教 さんがいきょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国隋(ずい)~唐代に流行した仏教の一派。三階宗、普法(ふほう)宗ともいう。開祖は信行(しんぎょう)。『法華経(ほけきょう)』『大方広十輪経(だいほ…
三鈷寺 さんこじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 京都市西京区大原野石作町にある西山(せいざん)宗の本山。本尊は金身(こんしん)不動尊。1074年(承保1)天台宗の源算(げんさん)が善峯寺(よしみねで…
三国史記 さんごくしき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 朝鮮の新羅(しらぎ)、高句麗(こうくり)、百済(くだら)三国の歴史を記した書籍。朝鮮現存最古の歴史書で、古代研究の基本史料。高麗(こうらい)、仁宗(…
三章論争 さんしょうろんそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 6世紀のキリスト単性論派論争において、ネストリウス的異端の疑いをかけられた3人の神学者の教説をめぐる論争。「三章(トリア・ケファライアtria ke…
三C政策 さんしーせいさく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 19世紀末から第一次世界大戦に至るイギリスの帝国主義政策の基本路線。南アフリカのケープ・タウンCape Town、エジプトのカイロCairo、インドのカル…
三時代法 さんじだいほう three-ages system
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- デンマークのトムセンが1836年に提唱した歴史の時代区分。トムセンは利器(器具ではない)の材料に基づいて、異教時代を石器時代、青銅器時代、鉄器…
三社造 さんじゃづくり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神社建築様式の一つで、神座が3座並んで設けられた本殿をいう。一般に間口の柱間(はしらま)1間に1座の神座が設けられるので、三社造の場合は、本殿の…
三重水素 さんじゅうすいそ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →トリチウム
三度飛脚 さんどびきゃく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →飛脚
三部経 さんぶきょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教において同じ教えを説く三部の経典。中国以降の仏教では、多数の経典のなかから同じ教えを説く三部の経典をとくに選定し重視した。たとえば、浄…